G3椿賞争奪戦/S級決勝:渡邉雄太地元連覇か三谷竜生がSS最後のレースで魅せるか!?

競輪プレス

2019年最後のG3の開催は伊東温泉競輪場で開催される。

椿賞争奪戦!!
地元の2Vをかけた渡邉雄太選手と、SS最後のレースの三谷竜生か注目である。

G3椿賞争奪戦:準決勝を終えてからのコメントを読みとく

【10R=S級準決勝】

1着原田研太朗(S1・徳島98期)

原田研太郎
前受けは作戦通り、黒沢君がいくと思ったんですけどね。
武田さんに締め込まれたけど、踏んでついていけば乗り越えられる感覚はありました。
今年のラストなので悔いなく走って、良い形で締めくくりたい。
これまで伊東記念の決勝は乗っているけど、勝ちには恵まれていないんで何とか。
単騎と2車ではかなり違う、池田さんを連れていけたのは大きい

■直近4ヶ月成績

1着 2着 3着 着外 棄権 失格
15 5 3 16 0 0
総出走回数 勝率 2連対率 3連対率
39 38.4 51.2 58.9
ホーム回数 バック回数 競走得点
5 11 112.15

2着/池田憲昭(S1・香川90期)

池田憲昭
連日、前を任せた選手のおかげです。
今日は初手から展開が良かった、研太朗の捲りもスピードがあった。
それに千切れていないから、自分の脚の状態は良いと思いますよ。
明日も再度、研太朗へ。

■直近4ヶ月成績

1着 2着 3着 着外 棄権 失格
2 7 4 18 2 0
総出走回数 勝率 2連対率 3連対率
33 6.0 27.2 39.3
ホーム回数 バック回数 競走得点
0 0 108.00

3着/伊藤裕貴(S1・三重100期)

伊藤裕貴
松坂洋平(S2・神奈川89期)と同着も2次予選Aの着順差で勝ち上がり
3着同着だったんですけど、初の記念決勝は嬉しいです。
自分でレースを動かして、好位を取れたのは内容があると思います。
最後は3コーナーで行くべきだったんでしょうけど、自分自身に余裕がなかった。
決勝は出し惜しみすることなく、思い切って自力勝負です。

■直近4ヶ月成績

1着 2着 3着 着外 棄権 失格
1 3 4 23 0 0
総出走回数 勝率 2連対率 3連対率
31 3.2 12.9 25.8
ホーム回数 バック回数 競走得点
8 7 103.54

【11R=S級準決勝】

1着/村上義弘(SS・京都73期)

村上義弘

連日のように雅也が頑張ってくれたおかげで良い着に、今日も強引にいってくれた。
雅也が東と接触したこともあって、自分の出が悪かった。
最近は自力も弱くなっているので、厳しかった、最後はどうにかいう感じやった。
今年は不甲斐ないレースも多かったけど。
応援してくれるファンのためにも年内最後のレースで決勝に勝ち上がれて良かった。
竜生の番手を回ります。

■直近4ヶ月成績

1着 2着 3着 着外 棄権 失格
4 6 6 16 0 0
総出走回数 勝率 2連対率 3連対率
32 12.5 31.2 50.0
ホーム回数 バック回数 競走得点
0 1 114.06

2着/中村浩士(S1・千葉79期)

中村浩士

1度、絡まれたことで、岩本君と連結を外してしまったんだけど、執念でつけ直しました。
岩本君の何が何でもいってやるという気持ちに応えたかった。
脚は削られてしまったけど、やれることはやったレースだったと思う。
それだけに何とか岩本君を残したかったですね。
決勝は信頼の置ける雄太君へ、雄太君の伊東記念連覇を援護したい。

■直近4ヶ月成績

1着 2着 3着 着外 棄権 失格
6 5 4 18 0 0
総出走回数 勝率 2連対率 3連対率
33 18.1 33.3 45.4
ホーム回数 バック回数 競走得点
0 0 110.96

3着/吉村和之(S2・岐阜80期)

吉村和之
最後に踏むコースがあった。
たまたま伸びました、奇跡ですね(笑)。
連日、前についていかないといけないって。
必死にやった結果、優出だと思います。

■直近4ヶ月成績

1着 2着 3着 着外 棄権 失格
3 5 8 14 0 0
総出走回数 勝率 2連対率 3連対率
30 10.0 26.6 53.3
ホーム回数 バック回数 競走得点
0 0 106.36

【12R=S級準決勝】

1着/三谷竜生(SS・奈良101期)

三谷竜生
とりあえずは1回、前に出てからという作戦でした。
渡邉君を意識しながらペースを落とした。
前に出られても2車だし、こなければ自分が駆けようと、それが巧くできたと思います。
決勝は……今年、S班として最後のレースになるの良い形で締めたいです

■直近4ヶ月成績

1着 2着 3着 着外 棄権 失格
4 4 4 9 0 0
総出走回数 勝率 2連対率 3連対率
21 19.0 38.0 57.1
ホーム回数 バック回数 競走得点
6 8 116.28
競輪プレス
2019年はいろいろと騒動もあり、公私共に不安定だった三谷選手であるが、SS班としても2019年のレースとしても最後のレースで優勝を飾ることができるのか楽しみである。

2着/渡邉雄太(S1・静岡105期)

渡邉雄太
簗田と決めたかったんですけどね。
タイミングもなくて、何もできなかった……申し訳ないの一言です。
三谷さんの動きが想定外、それに凄いテクニックでした。
決勝も自力勝負、中村さんがついてくれるので心強い。

■直近4ヶ月成績

1着 2着 3着 着外 棄権 失格
9 2 2 12 1 0
総出走回数 勝率 2連対率 3連対率
26 34.6 42.3 50.0
ホーム回数 バック回数 競走得点
4 6 113.32

3着/渡辺十夢(S2・福井85期)

渡辺十夢
自分は内を締めていた、あとは竜生が叩いてからレースを作ってくれた。
巧かったし、強かったですね。
最後のスプリント勝負で、迫ってきた雄太も凄かった。
まぁ、自分の持ち味であるハコ3着で(苦笑)。
決勝は近畿3番手を固め、内をシッカリ締めながら。

■直近4ヶ月成績

1着 2着 3着 着外 棄権 失格
5 8 5 14 0 0
総出走回数 勝率 2連対率 3連対率
32 15.6 40.6 56.2
ホーム回数 バック回数 競走得点
0 0 108.62
競輪プレス
G3椿賞争奪戦のS級決勝は、三谷ー村上ー渡辺・渡邉ー中村・原田ー池田・伊藤ー吉村の四分戦に!!

G3椿賞争奪戦:S級決勝

競輪プレス
SS班の支持率が高いと言ったところである。

地元連覇をかけた渡邉雄太選手との2車-4車のラインはやや期待が薄いか。

SS班で組んだ、1車三谷竜生ー9車村上義弘ー5車渡辺十夢のラインが堅そうである。

三谷選手が、差されての9-1-5の決着か、地元や四国ラインが車券に絡んできて、三谷が落ちるかと言った予想が多そうな支持率である。

伊東競輪場決まり手

1着決まり手:【逃げ26%】・【擦り38%】・【差し36%】
2着決まり手:【逃げ20%】・【擦り16%】・【差し24%】・【マーク40%】

競輪プレス

バンクの傾向上、追い込み捲りが有利であるが、2019年最後の出走となる選手が多いためV争いは熾烈を極めるだろう。

SS班最後のレースで村上義弘選手が維持を見せるかにも注目していきたい!!

伊東競輪場のバンク・コース特徴

見なし直線距離 46.6m
センター部路面傾斜 34°41′9″
直線部路面傾斜 3°26′1″
ホーム幅員 11.0m
バック幅員 9.3m
センター幅員 7.8m

一周333mの小廻りバンク(サンサンバンク)。

だが国内の333mバンクで直線が最も長いため、ゴール線前が伸びやすく追い込み選手にもチャンスがある。

また近隣の小田原競輪場程ではないもののカント(走路のカーブ角度)が立っており、バックストレッチ(反対側の直線)からの捲りが決まりやすいため、逃げ選手には少々厳しい所があるが、333mバンクの性格よろしく積極的に駆ければ力で押し切れるので、勝機さえ逃さなければどの選手にも不利はない。

そのため、選手の間では「乗っている感覚としては400mバンクに近い」というほどである。

競輪プレス

2019年のラストレースとなる選手も多い今大会。

G3椿賞争奪戦S級決勝が楽しみである。