不死鳥杯G32020/7/23~26福井:概要
競輪場の開設を記念して各競輪場で毎年度1回行われるG3競走であり、年(1〜12月)に約40節開催されている。
各競輪場ごとに呼び名があり、それぞれの地元で定着しているものが多く、福井競輪場で開催される福井競輪開設70周年記念不死鳥杯である。
7月23日から4日間、福井競輪”真夏”の名物レース「不死鳥杯」は今回、福井競輪70周年の記念レースとして開催。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催中止が相次いで久しぶりのグレードレースの開催である。
前検日参加選手が3密を避けながらの開催となる。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「7車立・9レース制」で実施される本開催には、地元福井からS班の脇本雄太選手をはじめ、スーパールーキー寺崎浩平選手らが参戦。
見応え十分の「熱い真夏のレース」に注目していきたい。
- 出場資格:S級選手のうち108名が斡旋される。
ホームバンクとする選手が多く斡旋される傾向にある。
不死鳥杯G3歴代優勝者
- 2018年 不死鳥杯 脇本 雄太選手
- 2017年 不死鳥杯 脇本 雄太選手
- 2016年 不死鳥杯 浅井 康太選手
- 2015年 不死鳥杯 脇本 雄太選手
- 2014年 不死鳥杯 脇本 雄太選手
- 2012年 不死鳥杯 武田 豊樹選手
直近6年間で脇本雄太選手が4度の優勝に輝いている。
今大会2020年度に優勝することになれば、3連覇&5度目の地元記念Vとなる場面であった。
そのプレッシャーを跳ね除けて見事に優勝した脇本選手の底力はとてつもない。
脇本雄太が完全優勝で地元記念を制した福井不死鳥杯G32020
S級決勝
1/脇本雄太(SS・福井94期)
2/高橋和也(S1・愛知91期)
3/松岡健介(S1・兵庫87期)
4/東口善朋(S1・和歌山85期)
5/村上義弘(S1・京都73期)
6/伊原克彦(S2・福井91期)
7/坂口晃輔(S1・三重95期)
号砲で伊原と村上が飛び出した。
並びはスンナリ整い、65・27・134で周回を重ねていく。
赤板に入っても大きな動きはなし。
後ろ攻めの脇本が車間を切り、前の4車は脇本の動きを警戒する。
打鐘前、2コーナーでも様子見。
だが、2コーナーの下りから脇本が一気に踏み込む。
そして、脇本ー松岡ー東口の3車が中部勢と並走になったところで打鐘。
伊原も突っ張り、村上の牽制もあったが、最終HSで脇本が主導権を奪う。
そして、脇本ー松岡ー東口の3車が出切ったまま最終HSも通過。
村上と坂口も追走するが、最後の直線はライン3車勝負の様相。
そして、そのまま脇本が逃げ切って1着入線。
2着に松岡、3着が東口で、ラインで上位独占。
脇本は人気に応えて、完全優勝で地元記念V5を決めた。
(G3制覇は通算7回目)
脇本雄太選手がG3完全優勝達成!!3連覇&5度目の地元記念V
完全優勝は意識していませんでしたね。
伊原さんと別線になり心苦しいところも、こみ上げてくるものはありました。
でも、別線になった以上、お互いに力を出し切って、戦えたとは思います。
前受けになるかなとも思っていたけど、連日、同じような戦い方で自信を持って走れた。
伊原さんもダッシュはあるので、あれ以上、タイミングを遅らせる訳にはいきませんでしたね。
バンクコンディションは雨で悪かった中で、最後まで踏み切れた。
ラインで決めたかったし、お互いに仕事をしてのワンツースリーは価値がある。
地区斡旋は悩ましいところがありますよね。
改めて(同地区の)お互いを知る良い機会にはなっているのかなと。
地元記念、たくさんのお客さんの目の前で完全優勝できたことは本当に嬉しい。
オールスターでもシッカリ走れるように準備して臨みます。
- 氏名 脇本雄太
- 生年月日1989/03/21
- 級班所属日2018/12/27
- 今期得点115.42
- 脚質 逃
身長・体重・体力等
星座 | 九星 | 血液型 | 身長 | 体重 |
牡羊座 | 二黒 | A | 180.0cm | 82.0kg |
胸囲 | 太股 | 背筋力 | 肺活量 | |
99.0cm | 60.0cm | 169.0kg | 5900cc |
特別競輪優勝歴
- 高松宮記念杯競輪 2020/06/18 和歌山 1.1.1.1
- 日本選手権競輪 2019/04/30 松戸 1.1.1.1
- ウィナーズカップ 2019/03/21 大垣 1.1.2.1
- 寛仁親王牌競輪 2018/10/05 前橋 2.2.1.1
- オールスター競輪 2018/08/15 平 7.1.1.1