平原康多完勝‼G3京王閣2020結果‼

平原康多完勝‼G3京王閣2020結果‼

京王閣2020

京王閣G3最終日

第3レース【ルーキーシリーズ2020プラス】
今年7月にデビューを果たした117期の活躍した選手で争われる単発の戦い。10月4日の久留米で開催された第一回目は松本辰泰が制している。
注目を集めていたのは勿論ヤマコウの息子山口拳矢だ。
山口はデビュー後順調に連勝記録を伸ばし、S級初戦の大垣F1でも予選、準決を連勝して決勝に進出したのだが、決勝では落車棄権と言う最悪の結果で終わっている。レース前に山口は「みんな力的には変わらないと思う。こういうレースで強いのは青野(将大)さんだし、怖いですね」と吐露していたが結果は次のようになった。
青野選手
※ルーキーシリーズ2020プラスを制した青野将大
レースは、土生敦弘、山口拳矢、石原颯、青野、長田龍拳-仁藤秀、山田雄大の並びで周回。打鐘で長田-仁藤が仕掛け、3番手を占めた山口の後ろに山田が入る。最終HSから山口が巻き返しを図るが、長田が突っ張り両者で踏み合う。土生と石原が絡んで外に膨らむと、最後方の青野が内を突き山口、山田の後ろへ。山口が長田に何とか踏み勝つが、青野が大外を伸びて勝ち切る。山口後位から抜け出した山田が2着に入り、山口が3着。

青野と山口
※レース後に試合を振り返る山口選手と青野選手

「後ろになったので、展開は全体的に見えていました。(長田)龍拳が強くて(山口)拳矢がけっこう脚を使っていたので自分が伸びた感じでしたね。養成所時代から、デビューしたら1年以内にS級に特昇したいと思っていました。大学の先輩でもある(同期の)寺崎浩平さんの活躍はものすごく刺激になっているので、追い付けるように頑張りたいと思います」
「中途半端でした。青野さんはやっぱり単騎戦がうまい。中団からでも先行する。いつもと違うパターンを見せたかった。でも、長田君のペースが緩まず、あの動きになった」
京王閣最終日3レース配当
ライターのJEY
配当は三連単が127番人気の63,850円と高配当が付きましたね!
しっかり脚を残して最後に爆発させた青野選手強かったです!!次戦は山口選手の地元岐阜F1(11月1~3日)!!競輪プレスは注目して行きます!
第12レース【S級決勝】
レース予想は脚力上位の松浦が中心は必至。ラインができる自力型は松浦、平原、古性の3人だが今年の充実ぶりで上回る松浦が自分のタイミングで仕掛けて押し切ろう。平原は松浦より先に踏み込むと逆転がある。近畿勢は古性次第で侮れない。決勝V候補の松浦悠士マークは、中四国同士の池田憲昭なのだが、番狂わせが多い京王閣G3決勝。松浦の敵は平原康多でもなく、佐藤慎太郎や村上博幸でもなく、真後ろの池田の可能性も十分あると予想。結果は次のようになった。

松浦悠士京王閣最終日
※松浦悠士選手 京王閣最終日

決勝12ラウンド松浦は4番手をキープして周回。最終で後方から仕掛けた松浦を山田が牽制。ここで松浦は脚を使わされる。松浦の番手に付いてた池田が切れて裸捲りの状態になる。最終直線で平原とマークに付いてた佐藤がそのまま差してゴール。松浦は三着となった。

平原V京王閣制覇
※平原康多選手24度目のG3制覇

「後ろから攻めると、最終的に後ろになってしまうなと思ったので、スタートは(佐藤)慎太郎さんにお願いしていました。松浦より先に仕掛けたかったですけど、あまりにも早かったので。(池田をさばいたところは)タイミングが合ってしまったので、あそこは行かせられなかったですね。2日目から(セッティングと乗り方を)元に戻して、自分らしくレースができたのかなと思います。いろいろ試して戻すのと、試さずにそのままっていうのは違うと思うから、意味のある3カ月間だったとは思います。今、競輪界で断トツで強いのは脇本(雄太)なんで、自分も追いかけて失敗しての繰り返しですね。グランプリが見えてきたので、そこで優勝できるようにまだまだ努力していきます」
「発走期に付いた時にみんな出そうな雰囲気だったので、後ろから頑張ろうと思いました。もう少し自分のタイミングで行けたらよかったですけどね。近畿勢を乗り越えて、よしって思ったけど、後ろが平原さんだったので…。4日間、自力で戦いましたけど、まだま脚力不足です」

京王閣決勝配当

ライターのJEY
毎年京王閣の決勝は荒れると言われてますけど、今回もその通りでしたね!
117期のルーキー対決、S級決勝と熱いレースばかりでした!!
次は11月の競輪祭!そして年末のケイリングランプリ今から楽しみで仕方ありません!!