安倍晋三首相がイベント実施自粛を延長要請(3月10日)
官邸で開いた新型コロナウイルス感染症対策本部会合で述べた。2月26日に今後2週間の開催自粛を呼び掛け、小中高校の休校要請や中国、韓国を含む外国からの入国制限強化に取り組んだものの、現時点では終息が見通せないと判断した。
株価急落や円高が進む中、国内経済や観光業へのさらなる打撃は避けられない。近くスポーツ団体や文化団体に中止や延期の期間延長を求めるとみられる。
上記、一般社団法人共同通信社より引用
最後の一文の『近くスポーツ団体や文化団体に中止や延期の期間延長を求めるとみられる。』とある。
公営ギャンブルであるボートレースは、確実にこの要請を受け入れる。
その他の一般企業のライブやイベント中止が相次ぐ中で、無視できるはずがない。
競輪公式サイトが無観客期間延長を発表
2月26日に開催された政府の新型コロナウイルス感染症対策本部において、安倍首相が今後2週間はイベントの中止や延期、規模縮小を政府として要請する方針を表明したことを受けて、2月27日から3月11日までの間、競輪開催については競輪場本場においては無観客開催とし、本場及び場外車券売場での車券発売・払戻(払戻については2月29日から)は実施しておりませんが、感染拡大防止の観点から、3月12日以降も当面の間の競輪開催については下記のとおりと致します。
お客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、引き続きご理解を賜りたく宜しくお願い申し上げます。
今後につきましては、事態の推移を踏まえ引き続き検討し、決定次第お知らせ致します。1. 本場の開催及び車券発売・払戻について
3月12日以降の競輪開催は当面の間、無観客開催を実施します。感染拡大防止の趣旨を踏まえて、発売規模を縮小し、本場での車券発売・払戻は実施しません。(ミッドナイト競輪は従来通り実施します。)
2. 本場以外の車券発売について
(1) 場間場外売場における発売・払戻については、3月12日以降も当面の間、実施しません。
(2) 専用場外売場における発売・払戻については、3月12日以降も当面の間、実施しません。
(3) インターネット投票、電話投票については通常通り発売・払戻を実施します。
3月12日以降も当面の間、無観客開催を実施すると発表した。
今回は期間を設定せずに『当面の間』という表現であった。
コロナウイルスの影響で初めて無観客開催を発表された時は以下のような発表であった。
競輪の無観客開催のはじめての発表
標記について、政府及び関係省庁からの新型コロナウイルス感染症拡大防止を目的とした、イベント開催規模縮小の要請を受け、2月26日に競輪関係団体で構成する「新型コロナウイルス感染症対策本部」(本部長:白仁田洋介JKA執行理事)において、今後の競輪開催について協議を行った結果、お客様の安全を最大限に考慮し、社会全体の感染拡大のリスクを抑えることが求められている現状を踏まえ、当面の間(2月27日~3月11日まで)、全国の競輪場において、無観客での競輪開催を実施することとなりました。
なお、電話・インターネット投票では通常通りご購入いただけます。
お客様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解を賜りたくお願い申し上げます。
今後につきましては、事態の推移を踏まえ引き続き検討し、決定次第お知らせいたします。
1. 本場の開催及び車券発売について
本場での車券発売は実施せず、当該期間は無観客での開催とします。
2. 本場以外の車券発売について
(1) 場間場外売場における発売については、当該期間は実施しません。
(2) 専用場外売場における発売については、当該期間は実施しません。
(3) インターネット投票、電話投票については通常通り実施します。
実に2週間もの間、観客なしでの開催となった。
- G3「春日賞争覇戦」2月27日〜3月1日
- G3「瀬戸の王子杯争奪戦」3月5日〜8日
奈良競輪場と玉野競輪場ではどちらも売り上げが減少した。
今後の影響
今考えると3月11日に設定されていたのは、3月12日から開催される松山競輪開設70周年記念G3金亀杯争覇戦の観客動員数を落とさない狙いかと思われる。
コロナウイルスの影響は全世界で広まっており、収束する目処が立っていないことからも今回の発表で3月開催予想のグレードレース、一般戦全てが無観客開催となるとみていいだろう。