脇本雄太落車で棄権‼G1競輪祭初日結果‼

脇本雄太落車で棄権‼G1競輪祭初日結果‼

競輪祭

ライターのJEY
今日から始まった今年最後のG1朝日新聞社杯競輪祭。初日からアクシデントありの物凄い展開でした!それでは振り返ってみましょう!

脇本雄太落車で初日敗退

脇本雄太

脇本雄太(福井・94期)が落車でまさかの初日で姿を消す結果となりました。
初日の第8レース、後ろ攻めの脇本が動かず、赤板を過ぎても隊列に動きはない。最終ホームで5番手から河端朋之が仕掛けるが、3番手の菅田壱道のけん制を受けて不発に。その煽りを受けた脇本は外を仕掛けられず、北日本勢後位に切り替えた阿竹智史の内に詰まってしまう。2センター付近で接触があり、脇本、阿竹、田中誠の3名が落車した。最終的に菅田が3番手から鋭く伸びて1着。
脇本が圧倒的な人気を集めていただけに、3連単は463,400円の特大配当となった。
ライターのJEY
落車時「ガシャン」とかなり大きな音がして、見ててとても心配になりました。落車直後の診断は後頭部打撲のみと、骨折などはないようです。競輪祭2日目以降は欠場とのこと。

第5レース 郡司浩平安定の走りで1着

郡司浩平

後ろ攻めから押さえた郡司浩平が山田久徳ラインを出して打鐘で3番手の位置をキープ。鈴木庸之が中団外まで追い上げたが3コーナーを登ってそのまま主導権取り。5番手で態勢を整えた郡司は最終1コーナーからまくり上げて前団を一気に飲み込んだ。
 「意外とみんなが出たので後ろからになりましたけど、一回動いてレースを作ろうと。ホーム前に山田君が内にきているのが見えたので自分が掬われないようにしながら、山田君が仕掛ける前にはいこうと思って。タイミング的には登りだったので良くなかったですけど、踏み上がっていく感じだったので悪くないですね。日に日に良くなっていくと思うので明日以降もしっかり」
守澤太志は山田庸平に捌かれてしまい、2着には鈴木をリードしていた宿口陽一が入線。
「今日は鈴木君に全てを任せていました。もう少し自分がどうにかできれば良かったですけど、スピードが凄すぎて仕事ができなかったですね。最後はもう外へは行けなかったので内に行かせてもらいました」

第6レース 捲り一閃炸裂‼平原雄多

平原雄多

打鐘先行の取鳥雄吾とすかさず巻き返した根田空史で踏み合いになる。終始好位をキープした平原康多は根田が力尽きるのを確認してからバックまくりを決めた。
「2周前に出て、(取鳥と根田が)踏み合う所は苦しかった。根田が行ききるかどうかの判断を間違えたら終わるので。それを見極めてから行った。脚を使ってからだったのでタイムが出ている感じはしないですね。セッティングは四日市記念の時と同じままです。年齢とともに、G1優勝が難しくなっていく中でそうならないように、努力をして上を目指して頑張りたい」
大槻寛徳は2年前の当大会でもワンツーを決めた平原に再度で続いて人気に応えた。
「(平原の後ろは)安定感あって頼もしい限りです。もうワンテンポ詰まった所でいけたと思うけど、根田の煽りを見てから行ったんだと思う。高松優勝が良いキッカケになって上がっているし、いけると思う」

第7レース 序盤冷や冷や底力見せ1着新田祐大

新田祐大

後ろ攻めの坂井洋が赤板過ぎに押さえて先頭に立つと、中本匠栄と山本伸一がそれぞれ追い上げて新田祐大は7番手まで車を下げる。5番手に位置した山本に車間を空けられ苦しい展開かと思われた新田であったが最終ホーム手前から一気の巻き返しへ。逃げる坂井を力ずくでねじ伏せるとそのまま力強く押し切った。
「前受けになったので、挑まれる感じで戦うって気持ちに完全になった。おそらく坂井君(が踏み込むのと)と同じタイミングになってしまったんですけど、どっしりまくりに構えるとまずいなって。レース中の失敗をパワーで修正した感じですね。初日に刺激が入ったので残りもいい形で戦えると思う」
和田健太郎が懸命に続いて2着に入線。
「新田君のカマシが強烈で、途中もビリビリして車間が空いてしまった。なんとかリカバリーして最後詰め寄れたのは良かったですけど、本当に強かったです」

第12レース 女王貫禄の走り児玉碧衣

児玉碧衣

打鐘で6番手のポジションにいた児玉碧衣は、3コーナー過ぎに外に持ち出すが4番手から仕掛けた柳原真緒とタイミングが重ねってホームまくりにチェンジ。主導権を奪った柳原を最終バックで仕留めて勝ち切った。
「本当はカマしたかった。1周モガくつもりでいたんですけど。自分のタイミングよりもワンテンポくらい早く柳原さんが行った。それに黒河内(由実)さんも離れる気配がなかったので、一瞬様子を見た。そのあと併走になったんでキツかった。(最終)2コーナー過ぎくらいから踏み直した感じで、一番前まで出られたのは良かった。後ろが坂口楓華ちゃんだったんで、ゴール勝負になるだろうと思ってたら、思ったより坂口楓華ちゃんの前輪は見えなかった。自分はすごく軽くて回転が追いついてない感じだった。あんまりスピードに乗ってなかったのか、逆に調子がいいからそう感じるのか、どうなんですかね」
初手の位置取りで児玉後位になった坂口楓華は、動かず直線勝負にかけたがゴール線では1車身半の差ができた。
「(児玉は)一番強い選手なので、(スタートで)前にいらしたんでもう頑張って付いていこうと思った。最後、交わせたら良かったけど、自分にはまだその力がなかった」

第2レースでは三連単で631,970円の高配当も

初日2レース結果

赤板過ぎに誘導を切った皿屋豊が先頭に立ってからペースを落とすと、小川真太郎が叩いて最終主導権。小川を追った皿屋が2センターから抜け出してG1初勝利で3連単は63万円の大穴配当が飛び出した。
ライターのJEY
競輪祭初日から脇本選手の落車と大波乱から幕を開けた競輪祭!二日目にはどんなドラマが待っているのか競輪プレスは大注目していきます!