元五輪選手内間康平が競輪に電撃転向‼
8月限りでチームとの契約を終了し、日本競輪選手養成所(旧日本競輪学校)への入所を目指す。
世界中に流行が続くコロナの影響を受け、闘いたかったUCIアジアツアーで参戦の見通しが立たない中、モチベーションの維持が難しく、自分の中で自粛期間中に悩んでいた所、高校の先輩であり、現在も競輪選手の方から転向してみてはどうだろう?という話がありました。
ロードレースと競輪は同じ自転車ではありますが、特性の違う種目です。
しかしやはり自分は自転車が大好きで新たにチャレンジに臨みたいと決意いたしました。
競輪のトレーニングをこなし、やはり今後ロードレースを走るのは厳しいしチームメイトへ迷惑もかけてしまい、両立は難しい事をチームに伝えてこのような形での契約終了となった事を報告致します。
ロードレース界から去る事になりますが、自転車競技は続けていきます。
チームメイトには自分の我儘を聞いてもらい申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そして今まで応援して下さったファンの皆様スポンサーの皆様へ深く御礼を申し上げます。
短いロード競技生活ではありましたが、本当にありがとうございました。
今後は10月下旬の日本競輪選手養成所第121回選手候補生入所試験へ向けて頑張ります。
内間康平のプロフィール
- 生年月日 1988年11月08日
- 出身地 沖縄県浦添市
- 特徴 オールラウンダー
- 身長 170cm
- 体重 63kg
内間康平の来歴
- 北中城高校で自転車部主将として好成績を残し、ジュニア日本代表にも選出される。
- 2007年 鹿屋体育大学に進学
- 2011年 チームNIPPOに加入。主にアシストとしてチームを支えている。
- 2014年 チームブリヂストン・アンカーに移籍
内間康平の実績
- 2011年 ツールド沖縄(UCI2.2) 総合7位
- 2014年 ツールドシンカラ(UCI2.2)第1、第6ステージ優勝 ツール・ド・台湾2014:アジアンリーダー
- 2015年 アジア自転車競技選手権大会ロードレース 3位 ツアー・オブ・タイランド第1、第6ステージ優勝、総合2位 ツールド北海道 総合3位
内間選手は1988年生まれ、2020年現在31歳のロードレース選手である。
出身は沖縄県浦添市のようだ。
高校時代にはジュニア日本代表にも選出され、鹿屋体育大学卒業後はプロロードレーサーとして国内外のレースを走ってきた。
2016年には同じく沖縄出身の新城幸也とともにリオオリンピックに出場している。
内間選手の出身大学鹿屋体育大学は全国で唯一の国立体育大学で、広大なキャンパスにある充実した施設は国内最高水準である。
そんな鹿屋体育大学出身者の主なスポーツ選手はこちらだ。
鹿屋体育大学卒業プロスポーツ選手一覧
高桑健(北京オリンピック競泳男子200m個人メドレー5位入賞、日本記録保持者)
関野義秀(フィンスイミング世界選手権4×200mリレー8位入賞、日本記録保持者)
津曲勝利(北京オリンピック代表 リベロ サントリー所属)
畑信也(ビーチバレー)女子
ヨーコ・ゼッターランド(バルセロナオリンピックバレーボール女子:銅メダリスト)
江口理代(全日本女子代表)
徳川恵理(ユニバーシアードイズミル大会日本代表)
内瀬戸真実(埼玉上尾メディックス・全日本女子代表)
宇田沙織
雪丸梢
山形理沙子(トヨタ車体クインシーズ)
山崎真(現ラインメール青森ヘッドコーチ元オルカ鴨川FC監督、元浦和レッズ)
藤崎義孝(現アビスパ福岡コーチ)
田中英雄(ヴィッセル神戸所属)
小泉訓(元徳島ヴォルティス)
徐暁飛(元河南建業足球倶楽部)
赤尾公 (鹿児島ユナイテッドFC所属)
岡田翔平 (ザスパクサツ群馬所属)
多田高行 (元ギラヴァンツ北九州)
坂井達弥 (モンテディオ山形所属)
井上亮太(ガイナーレ鳥取所属)
坂田良太(栃木SC所属)
西口佳祐(元ヴェルスパ大分)
吉満大介(レノファ山口FC所属)
下坂晃城(FC町田ゼルビア所属)
馬渡洋樹(ファジアーノ岡山FC所属)
藤山智史(AC長野パルセイロ所属)
松田天馬(湘南ベルマーレ所属)
片井巧(高知ユナイテッドSC所属)
最上川祐輝(ヴェルスパ大分所属)
三宅海斗(鹿児島ユナイテッドFC所属)
奥田雄大(徳島ヴォルティス所属)
伊藤将伸 – プロバスケットボール選手(JBL・レバンガ北海道所属):2006年卒業
菅澤紀行 – プロバスケットボール選手(Bリーグ・富山グラウジーズ所属)
永石春奈 – バスケットボール選手(Wリーグ・JALラビッツ所属)
長谷川知代 – バスケットボール選手(Wリーグ・JALラビッツ所属)
平田紘美 – バスケットボール選手(Wリーグ・トヨタ自動車アンテロープス所属)
吉田舞 – バスケットボール選手(Wリーグ・アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス所属)
笠原太志 – プロバスケットボール選手(Bリーグ・愛媛オレンジバイキングス所属)
中山樹- バスケットボール選手(Wリーグ・新潟アルビレックスBBラビッツ所属)
萩原麻由子 – ロードレース & トラックレース選手
中島康晴 – ロードレース選手
角令央奈(中退) – 競輪選手
伊藤雅和 – ロードレース選手
内間康平 – ロードレース選手
吉田隼人 – ロードレース選手
野口正則 – 競輪選手
前田佳代乃 – トラックレース選手
元砂勇雪(中退) – 競輪選手
上野みなみ – ロードレース & トラックレース選手
山本元喜 – ロードレース選手
塚越さくら – ロードレース & トラックレース選手
橋本英也 – ロードレース & トラックレース選手
野中竜馬 – ロードレース選手
注目すべき点は自転車競技選手を大変多く輩出している。
リオ五輪に選ばれた内間選手も、この鹿屋体育大学で過ごした大学生活が自転車競技選手として大きく成長させた時間である事は間違いないだろう
内間康平が所属していたチームTeamUKYOとは?
元はレーシングチームのみのマネジメントを行っていたが、2012年から新たにサイクルロードレースチームを設立し、現在は自転車競技チームマネジメントをメインとしている。
2020年自転車競技チーム陣容
内間康平1988年11月8日
吉岡直哉1991年12月23日
小石祐馬1993年9月15日
横塚浩平1994年8月8日
武山晃輔1997年11月22日
依田翔大 999年5月26日 日本大学在学中
ロビー・ハッカー 1990年3月13日
レイモンド・クレダー 1989年11月26日
クローム・サム1993年12月16日
ネイサン・アール 1988年6月4日
2020年は12名のチーム陣容となっているが、2017年の16名のピーク時に比べると年々チーム陣容も縮小しているのがわかる。
そんな中、今回の内間選手のチーム離脱はチームUKYOにとっても大きな痛手となったに違いない。
今後の内間康平に注目‼
過去のロードレースの結果をみれば、彼の身体能力の高さ、勝負勘は言うまでも無く証明されている。
今後競輪の知識やテクニックを磨き、彼のポテンシャルを発揮できれば、競輪でもロードレース以上の結果をだせるに違いない。