雨の日は荒れる!?初心者必見!天候がレースに及ぼす影響

雨の日は荒れる!?初心者必見!天候がレースに及ぼす影響

 

雨の日2

ライターのJEY
最近LINEで競輪の予想をする上で天候って関係しますか?何か注意する点ありますか?
このような問い合わせを頂きましたので一般的に言われている、天候がレースに及ぼす影響を解説していきたいと思います。

天候がレースに及ぼす影響

基本的に競輪は強風、積雪、突発的な雷雨でないと中止にはなりません。
ちょっとやそっとの雨、風では中止にならないけど、その場合レースの展開はどうなるのでしょうか?基本的に選手も同じ人間です。大雨や横殴りの風を受けて走りたくないものだと思います。

雨の日
【雨は先行有利】
選手は速いときで時速50キロから70キロくらいで走ります。先行選手は雨を正面から受け止めている状態でしょう。後ろの選手は前の選手が雨よけになって、さほど受けずに走っています。ところが後ろから捲ろうと外に出した瞬間に雨をモロに受けるのです。雨を思いっきり受けながら頑張って踏んで、先行のラインを追い越さなくてはならないのです。
雨が強ければ強いほど、捲りに出ようという気持ちは薄れることでしょう。後ろで構えているとき、雨はあまり受けませんが前の選手の車輪が飛ばす水しぶきを受け続けていることになります。雨の日は番手選手にこのようなデメリットもあるのです。

あと、バンクは濡れていると重くなります。車体を横に振ったりすれば滑って転倒するリスクも高まります。特に外帯線や内圏線、イエローラインなどの塗装している線は滑りやすいです。無理をして落車負傷は避けたいという気持ちが起きても仕方ないのです。

結果、雨が強い日は先行ラインが逃げてそのまま一本棒でゴールなんていうレースが結構目につく事があります。ただもちろん結果論であって、雨なんて関係無いとばかりに仕掛けてくる選手もいるのが競輪です。

【風が強いと先行選手に不利】
時速70キロで走っていれば、それだけで猛烈な風を受けるのに、そこに強風が重なれば風を切って走る先行選手の脚はタレて当然……というわけなのですが、競輪は一定方向に走るのではなくて周回しています。ホームが向かい風でもバックで追い風ならば、強風が背中を後押ししてくれるわけで、一概には「先行不利」とは言えないと思われます。逆に風の影響を受けない競輪場もあります。前橋競輪場(ヤマダグリーンドーム前橋)と小倉競輪場(北九州メディアドーム)。前橋競輪場は日本で一番カント(傾斜)のきついバンクでスピードが出しやすく、おまけに屋内で無風。ゆえに「高速バンク」とも呼ばれてます。
このバンクでは「逃げ」より「捲り」で決まる事が多いのですが、無風と急な傾斜が関係しているのかと。

ライターのJEY
個人的な意見なのですが、風や雨を理由に予想を変える事は考えなくていいのかと!
ようは選手の強い気持ち次第。大雨だからこの選手は来ないなど考えにくいものです。
落車を予想して車券を購入なんてやってられませんからね!