開設69周年記念 ふるさとカップ
開設69周年弥彦記念「ふるさとカップ」とは、7月25日~28日の日程で開催される。
今シリーズはS班の清水裕友のをはじめ、渡邉一成、渡邉雄太、柴崎淳ら機動力自慢の自力型がそろっている。
迎え撃つ関東勢は、この大会3連覇を目指す地元の諸橋愛が大将格。
昨年の決勝で目標にした鈴木竜士と再びタッグを組む。
熾烈を極める優勝争いからは目が離せない。
なお、最終日の第6RでS級ブロックセブンが一発勝負で行われる。
大混戦を断つか清水裕
今年の清水裕友はS班に相応しくビッグレースで存在感を示している。
全日本選抜は2次予選で無念の落車に終わったものの、ダービー3812着と準V、高松宮記念杯2624着とG1で続けて決勝に駒を進めた。
6月函館記念9459着は動きが重く本調子ではなかったが、この開催までには調整は進むはず。本来のパフォーマンスを発揮なら優勝に最も近い存在だろう。
この大会にかける意欲が最も高いのは、地元の諸橋愛だろう。
一昨年の67周年大会で待望の地元記念初優勝を成し遂げると、68周年大会を連覇していて、今回は3連覇がかかっている。
今年はまだ優勝こそないものの、3連対率は56%と成績は安定しているし、高松宮記念杯は準決4着、6月函館記念では決勝に乗っていて近況も悪くない。
昨年は鈴木竜士の逃げを利して優勝をものにしただけに、今回も鈴木との連係から勝機を見出すか。
S班の自力型に見劣りしない機動力を備えている渡邉一成も有力な優勝候補だ。
高松宮記念杯は1139着と決勝に進出。2日目の青龍賞では新田祐のまくりを余裕で交わしている。6月久留米記念、サマーナイトフェスティバルはそれぞれまくりで2連対。仕掛けがツボにはまれば首位に躍り出ても不思議ではない。
ウィナーズカップ、ダービーと続けて決勝に乗った渡邉雄太にも魅力を感じる。5月全プロ記念の初日に落車した影響があったのか、高松宮記念杯はやや動きが重かったが、サマーナイトフェスティバルは平原康、松浦悠らを相手にまくりで準V。
機動力を発揮できれば好勝負に持ち込める。
南関勢では新鋭の松井宏佑も注目を集める。
F1戦では2Vをいずれも3連勝で飾っているし、記念開催では4月川崎記念、5月平塚記念で決勝に乗っている。
まだレース運びには課題を残すものの、スピードは折り紙付きで将来性は抜群だ。
G1開催で勝ち星多い柴崎淳も怖い。ダービーではピンピンで準決に駒を進めると、高松宮記念杯は5141着と準決進出。うまく流れに乗れれば一発ある。
開設69周年記念 ふるさとカップ-注目選手-
佐々木 雄一【福島/83期/S2】
ここのところ差し脚の伸びが目に付く。 |
小森 貴大【福井/111期/S2】
3月に9連勝を達成しS級昇格。 S級での経験は浅いが、F1戦では5月奈良232着など十分に通用している。G3初参戦の4月伊東は4日間逃げて1552着。 G3開催2戦目の今回はどこまでやれるか注目。 |
小林 泰正【群馬/113期/S2】
全国各地で大暴れしている第113期生の在校成績第2位。
強豪ぞろいのレインボーA級ファイナルで優勝してステージを上げた。初戦の7月宇都宮は291着と2連対。
初めてのG3開催参戦で台風の目と化すか。
ふるさとカップ最終日の一番!S級ブロックセブン
藤井栄の先行力を重視
気風のいい先行で奮戦している藤井栄二に首位期待した。
F1戦では3場所続けて決勝に乗っているように、自慢の先行力を遺憾なく発揮している。当所は5月に参戦していて、準決ではボティシャーの2着に入った実績もある。
藤井には中近ラインで猪俣康一が続くか。
最近の動きはやや物足りない小原唯志だが、随所で勝ち星をゲットしていて戦える状態にある。仕掛けがツボにはまれば単も望める。
佐藤和也は6月小松島で準Vなど最近は連対率が高い。
うまく流れに乗って好位置占めれば好勝負に持ち込める。
瀬戸栄作、青井賢治の西日本勢も瀬戸が好発進を決めれば連独占もありうる。
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