G1寛仁親王牌の開催日程が決定!!概要,歴代の優勝選手,バンクの特徴

G1寛仁親王牌2020/10,15~18開催

第29回寬仁親王牌が前橋競輪場で開催される

平成32年度の特別競輪開催場・開催日程が決定し、「第29回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント競輪(GⅠ)」が前橋競輪場(ヤマダグリーンドーム前橋)で開催されることになった。

開催名称などは次のとおり

  •  名称 第29回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント
  • グレード GⅠ
  • 開催日程 平成32(2020)年10月15日(木)~18日(日) 4日間
  • 開催場 前橋競輪場(前橋市岩神町一丁目2番1号)
  • 施行者 前橋市

※2021年の開催も決定しており、2021年の第30回寛仁親王牌は弥彦競輪で開催される予定である。

G1寛仁親王牌とは

寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメントは、競輪のGI競走である。
通称「親王牌」。

大会のタイトルになっている寬仁親王牌は、寬仁親王が1990年(平成2年)に日本で開催された世界選手権自転車競技大会の名誉総裁だったことに由来しており、寬仁親王は1992年(平成4年)から優勝者に贈呈されるトロフィーを下賜している。贈られるのがトロフィーなのにタイトルが「牌」(プレート)である理由は不明。

前橋競輪場で初めて開催されたことから、前橋競輪場で開催されることが多いが、2001年(平成13年)・2005年(平成17年)・2009年(平成21年)は青森競輪場で、2011年(平成23年)から2015年(平成27年)は弥彦競輪場でそれぞれ開催されるなど、必ずしも固定開催とはなっていない。

初日特選は日本競輪選手会理事長杯、2日目優秀競走はローズカップ。
1992年から2007年、2009年から2011年までは表彰式に寬仁親王が出席して優勝者にトロフィーを授与したが、本人が購入した車券が的中したというエピソードもある。

※wikipediaより引用

出場選手選抜方法

寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントの出場選手は、自転車競技で活躍している選手を中心に選抜される。
毎回若干変更・修正されるものの、概ね以下の資格順位により正選手108名、補欠選手8名を選抜。

選考期間…平均競走得点:当年2月〜7月(6ヶ月)・国際大会:前年8月〜当年7月(12ヶ月)、選考月…8月、最低出走回数…24出走[14](但し変更になる可能性がある)
S級S班在籍者
過去3回以上優勝した者(開催時S級1班所属が条件)
直近の世界選手権自転車競技大会(以下、世界選手権)トラック競技出場者
世界選手権に準ずる国際大会トラック競技で1〜3位となった者
直近のアジア自転車競技選手権大会(以下、アジア選手権)において以下の競技で1位となった者
ケイリン、スプリント
過去のオリンピック自転車競技トラック種目メダリスト
ただし、全日本プロ選手権自転車競技大会(以下、全プロ)トラック競技出場かつ開催時S級1班所属が条件
選手選考対象期間において2ヶ月以上JCFトラック種目強化指定(A)に所属した者(開催時S級1班所属が条件)
全プロトラック競技でケイリン以外の競技で1~3位となった者とケイリンの決勝出場者全員
全プロトラック競技出場者から平均競走得点上位者を順次選抜
残余がある場合は各地区のプロ選手権自転車競技大会(以下、地区プロ)トラック競技出場者から平均競走得点を勘案し推薦
なお、補欠選手は正選手を除く全プロまたは地区プロ出場者のうち平均競走得点上位者からさらに順次選抜される。

また、正選手のうち、以下の条件を満たした合計27名については、日本競輪選手会理事長杯または特別選抜予選に出走できる。

  • 日本競輪選手会理事長杯(9名)

オリンピック自転車競技トラック個人種目メダル獲得者(オリンピック開催当年の場合)
世界選手権において以下の成績に該当するもの
ケイリン1~3位、スプリント1~3位
全プロトラック競技において以下の競技で1位となった者
ケイリン、スプリント、1kmタイムトライアル
S級S班在籍の全プロ出場者のうち平均競走得点上位者
S級S班在籍者のうち平均競走得点上位者
S級1班在籍者のうち平均競走得点上位者

  • 特別選抜予選(18名)

UCIワールドカップまたはアジア選手権において以下の競技で1位となった者
ケイリン、スプリント
前年のKEIRINグランプリ優勝者(日本競輪選手会理事長杯に選抜されなかった場合)
全プロトラック競技において以下の成績に該当する者
ケイリン2~9位、スプリント2・3位、1kmタイムトライアル2・3位、チームスプリント1位
S級S班在籍の全プロ出場者のうち平均競走得点上位者
S級S班在籍者のうち平均競走得点上位者
S級1班在籍者のうち平均競走得点上位者

G1寛仁親王牌優勝選手

  • 19 回 2010年(平成22年) 前橋 市田佳寿浩 (福井)
  • 20 回 2011年(平成23年) 弥彦 浅井康太 (三重)
  • 21 回 2012年(平成24年) 弥彦 佐藤友和 (岩手)
  • 22 回 2013年(平成25年) 弥彦 金子貴志 (愛知)
  • 23 回 2014年(平成26年) 弥彦 深谷知広 桐山敬太郎
  • 24 回 2015年(平成27年) 弥彦 園田匠 (福岡)
  • 25 回 2016年(平成28年) 前橋 稲垣裕之 (京都)
  • 26 回 2017年(平成29年) 前橋 渡邉一成 (福島)
  • 27 回 2018年(平成30年) 前橋 脇本雄太 (福井)
  • 28 回 2019年(令和元年) 前橋 村上博幸 (京都)