競輪市場の推移と今後⁉まだまだ伸びる⁉

競輪市場の推移と今後⁉まだまだ伸びる⁉

ライターのJEY
競輪っていつから始まったか知ってます?
実は70年前からあるんです!!
先ずはここ20年間の競輪市場の売上推移を見てみよう!

直近20年の総車券売上高の推移

競輪市場過去10年
直近20年の総車券売上高一覧
年度 総車券売上高 対前年度比
1989年 1,685,254,431,800円 116.10%
1990年 1,884,654,316,600円 111.80%
1991年 1,955,340,124,900円 103.80%
1992年 1,872,102,050,000円 95.70%
1993年 1,754,439,432,500円 93.70%
1994年 1,644,489,872,900円 93.70%
1995年 1,614,413,197,400円 98.20%
1996年 1,567,239,366,000円 97.10%
1997年 1,538,134,881,800円 98.10%
1998年 1,449,751,878,900円 94.30%
1999年 1,355,374,248,100円 93.50%
2000年 1,237,175,020,000円 91.30%
2001年 1,170,950,352,900円 94.60%
2002年 1,046,475,141,700円 89.40%
2003年 983,160,944,300円 93.90%
2004年 915,095,966,200円 93.10%
2005年 877,495,779,400円 95.90%
2006年 861,059,481,900円 98.10%
2007年 840,076,666,000円 97.60%
2008年 791,345,811,900円 94.20%
2009年 727,581,930,400円 91.90%
2010年 634,988,196,600円 87.30%
2011年 622,936,932,200円 98.10%
2012年 609,125,255,300円 97.80%
2013年 606,125,255,300円 99.50%
2014年 615,881,029,300円 101.60%
2015年 630,805,270,900円 102.40%
2016年 634,598,214,600円 100.60%
2017年 640,006,209,000円 100.90%
2018年 654,117,125,300円 102.20%

2019年

660,460,555,100円

100.96%

競輪の総車券売上高は1991年の約1兆9,553億円がピークでした。
そこから20年間くらいは連続で下降。
最低値は2013年の約6,063億10,277,800円。
けど、ミッドナイト競輪などテコ入れが功を奏し、その後は連続で上昇傾向にあり、2019年度は対前年度比100.96%となってます。
ライターのJEY
競輪は2013年の最低値から6年連続前年度よりプラスになっているんですよ!
ガールズケイリンやミッドナイト開催のテコ入れが功を奏しているのかと!

初の1億円プレーヤー

日本人プロスポーツ史上、初の1億円プレーヤーは競輪選手なんです。
競輪初代賞金王は、1949年の小林源吉選手の¥1,921,000円でした。
初の1,000万プレーヤーになったのは、競輪初開催から15年後の1963年、高原永伍選手の¥10,875,660円。更にその13年後の1976年には、藤巻昇選手が5,000万超えの¥56,742,000円を達成しました。
1980年 遂に“その時”がやってきます。
中野浩一選手が「日本のプロスポーツ史上初の1億円プレーヤー」となるのです。
その額なんと!¥111,410,600円。

中野浩一選手日本人初1億円

このニュースは当時、世間を大いに沸かせました。
1980年のプロ野球選手の平均年俸は602万円、一般サラリーマンの平均年収は294万円でしたので、その凄さは一目瞭然です。
ちなみにプロ野球で初の1億円プレーヤーが誕生したのは、それから7年後の1987年で、落合博満選手と東尾修選手。サッカーは更に5年後の1992年で三浦知良選手でした。
ライターのJEY
今では年俸1億円超えのプロ選手は沢山いるけど、当時の経済水準でいったら本当に凄い事だったのが分かるね!
21世紀になった2001年、伏見俊昭選手が初の2億円超えをし、翌年の2002年 山田裕仁選手が¥244,348,500を獲得します。
この山田選手の金額が長らく歴代最高賞金獲得額となっていましたが、2018年の三谷竜生選手の賞金獲得額が2億5531万3000円となり、山田裕仁選手の2億4434万8500円(02年)を超え、競輪年間賞金の最高記録となった。
ミッドナイト競輪

売上好調ミッドナイト競輪

ミッドナイト競輪は、ナイター競輪が20時台までに競走を終了するのに対し、概ね21時台から23時台の間に競走を実施するのが特徴。開催時間が深夜となるため、近隣住民に配慮して観客を入れずに競走を実施する。
2020年に入ると、新型コロナウイルス感染症の流行の影響により競輪の全開催が無観客となった影響から、昼間・ナイター開催の売上が落ち込む一方で、元々無観客であるミッドナイト競輪は売上が急伸した。3月の前橋競輪場の開催で7億5520万6500円を記録すると、4月の大垣競輪場での開催では総売上が8億546万9100円と史上初の8億円超えを達成、さらに4月29日からの小倉競輪場での開催では売上が11億9904万9900円に達し、10億円を大きく超え同時期の記念競輪にも肉薄する売上を記録した。
ライターのJEY
競輪が少しずつ人気回復してる理由の一つは、やっぱりネット投票が身近になってきたからかと!
今の時代スマホやPCで自由に車券が購入できるので、昔のように現地まで行く必要ないからね!
僕はたまに敢えて競輪場に行くけど!選手との距離も近い競輪場もあるし、あの独特の雰囲気好きなんだよね!

 

2019年度公営競技売上

ギャンブル 2019年度・売上 監督省庁 控除率 当選金課税
競馬 3兆5,828億円 農林水産省 25% あり
競艇 1兆5,342億円 国土交通省 25% あり
競輪 6,605億円 経済産業省 25% あり
スポーツくじ(toto) 938億円 文部科学省 50% なし
パチンコ 20兆円 警察庁 約20%  実態的にはなし
競馬全体の売上は、3兆5,828億円で前年比106%
競艇の売上は、1兆5,342億円で前年比112%。7年連続の増加
競輪の売上は、6,605億円で前年比101%。6年連続の増加
スポーツくじ(toto)の売上は、938億円で前年比99%
20.7兆円から20兆円に下落し前年比97%
ライターのJEY
パチンコは前年比から下落したと言え、売り上げが20兆円と群を抜いているのがわかるよね。
そんな中、競輪は少しずつですが右肩上がりに売り上げを増加させているね!

 

今後の競輪業界

今年4月にはコロナ過で開催中止が相次いだ競輪界だが、ここに来て少しずつ売り上げも伸び始めている。特に目を引くのがミッドナイト競輪やガールズケイリンの人気。これらが競輪市場を活性化させているのは間違いない。
ライターのJEY
ここ最近の競艇人気に影を落としてしまっている競輪。
的中率や配当に関しては一番バランスが良いと言われている。
ネットが普及して高年齢者でも気軽にスマホで購入できる環境になりつつある昨今。
競輪がまたブームになる事を競輪プレスは信じてます!!