単騎浅井V‼オランダ王国友好杯G3!!最終日結果

単騎浅井V‼オランダ王国友好杯G3!!最終日結果

オランダ王国友好杯G3

ライターのJEY
オランダ王国友好杯G3の決勝は浅井選手が豪快に捲って松浦選手を振り切ってVを勝ち取りましたね!!そんな最終日の結果を見ていこう!

12R 単騎浅井が捲り決めてV

浅井選手別府12R

後ろ攻めの北津留翼が赤板で上昇し、古性優作が北津留ラインを追っていく。打鐘過ぎに岩本俊介が巻き返して最終2コーナー手前で逃げる北津留を飲み込む。岩本ラインを初手から追走していた浅井康太が最終バックでまくり上げると後方からまくってきた松浦悠士を2センターで自ら外に振りながら後続の追撃を振り切ってゴールした。
「四百勝を達成した土地で結果を出せて良かったです。全日本選抜だったり鎖骨骨折をして恵まれない、迷惑をかけた場所で記録と結果を出せた。精一杯やって気持ち良く走れました。(レースは)古性(優作)君が北津留(翼)君のラインを追っていたので、自分は岩本(俊介)君のラインを追っていきました。踏み出した感じは重たくてもうワンテンポ早く仕掛けられれば良かったけど、賞金ランキング1位の松浦(悠士)君が来ているのは第6感で感じていたし、音も大きくなっていたのでゴールしてからもすぐには(優勝したのは)分からなかった。これからもまだ先はあるし、自分は1着を狙う走りなので自分を信じて結果というよりも満足のいくレースをしていきたい」
まくり迫った松浦悠士だが僅かに届かずの準優勝。
「ホームでいければ良かったですけどね。どうしようかなという所で先にいかれてしまった。届かなかったですし、悔しいですね。ただシリーズを通して動けたのは良かったです。乗り方がバシッと決まっていなくて、まだいい感じの頃の乗り方を思い出せていないので、グランプリに向けて探していきたいです」
浅井康太にスイッチした園田匠は中割を狙うも3着まで。
「展開的にいけたかと思ったんですけどね。(松浦悠士)に腕を入れられた感じで届かなかった。GP前で真っすぐ走ると思ったのにあの辺はうまかったですね。悔しさはあるけど出し切れました」

11R 鈴木裕ラストスパートで1着締め

鈴木裕別府11R

後ろ攻めの皿屋豊が赤板前に5番手の才迫開にフタをすると、木暮安由が先に切って出る。皿屋は木暮ラインを追って打鐘で先頭に立つと、巻き返しに出た才迫に合わせて踏み主導権。最終ホームで才迫が外に浮き柏野智典が内に降りてズルズルと下がると、鈴木裕が最後方からロングスパート。徐々に逃げる皿屋に迫り2センターで捕えると、後続を振り切って白星で締めた。
「4コーナーで詰まったのでそこでいければ良かったんですけど見てしまってタイミングが悪かった。態勢も整っていなかったんですけど、才迫(開)君が浮いていて吸い込まれるような感じでいけました。とりあえず1着で終われて良かったです。次は地元開催なので嬉しいしまた頑張ります」
先行した皿屋豊は5着に沈むも納得の表情。
「外枠だったので後ろからしっかり押さえて駆けようと思っていた。才迫(開)君がきたのにしっかり合わせて踏めたし、そこからも冷静に踏めました。まくりの5着と先行しての5着じゃ意味が違うし、今シリーズはバックも取れていないので良かった。次は33なので先行すればもっと持つと思うし自信をもっていきます」

10R 山崎芳仁がゴール前で交わす

山崎芳仁別府10R

伊原克彦が先行態勢に入ると、阿竹智史は番手、3番手付近で外併走。内に詰まってしまっていた菅田壱道だったが、1センターで北野良栄の内をすくうとそのままバック手前からまくる。菅田の動きにしっかり続いた山崎芳仁がゴール前で逆転した。
「壱道は内行くなと思ってたんで。その準備はしていた。あとは福島(武士)が降りてきそうだったんで、そこだけ警戒しながらって感じ。今回はしのいだ感じですね。二次予選で負けたけど、セッティングとか修正しながらいけたと思う。負け戦でも2勝できたのは良かった」
2着の菅田壱道も内をすくう好判断でラインを上位独占に導いた。
「苦しい展開だったけど、何とかしのぎました。阿竹さんの踏み方が突っ張らせて併走かなと思ったので、そうなれば(前は)2車だし空いたとこをドカしてすぐまくればと思った」

9R 野口裕史押し切り決めた

野口裕史別府9R

後ろ攻めの野口裕史は赤板過ぎに先に切った雨谷一樹を追って打鐘で叩いて出る。雨谷と野口の間に潜った中井太祐は3番手の平沼由充を捌いて最終ホームを通過。後方から松岡孝高がまくり上げるも最終2センターで失速し、力強く踏み直した野口が押し切った。
「スタートで中団の作戦だったんですけど、ボケっとして出遅れてしまって。いつも通り後ろになってしまったので前の動きを見ながらラインで出切れるようにいった。けっこう踏んだので3人でいけたかなと思ったんですけど、平沼(由充)さんがからまれてしまって。いつも疲れが溜まって最終日はキツいんですけど、今日もキツかった。ただ練習のように回して踏んで落ち着いて駆けられました」
大塚玲が野口に続いてワンツーを決めた。
「抜けなかったですね。すんなり付いていけるんですけど、どんどんカカっていくので全然脚が溜まらない感じ。4コーナーで内から来たので、それも気になりましたね」

速報 KERINグランプり2020車番決定

【1】郡司 浩平(神奈川)
【2】脇本 雄太(福 井)
【3】松浦 悠士(広 島)
【4】和田健太郎(千 葉)
【5】清水 裕友(山 口)
【6】守沢 太志(秋 田)
【7】平原 康多(埼 玉)
【8】新田 祐大(福 島)
【9】佐藤慎太郎(福 島)
※左から車番、選手名、登録地
ライターのJEY
浅井選手優勝おめでとうございます!
そして!年末のビッグイベントKEIRINグランプリ2020の車番が平塚競技場より発表されましたね!
競輪プレスはまた展望や予想など特集していきたいと思ってます!!