岐阜競輪長良川鵜飼カップ(G3)最終日
太田竜馬選手が逃げ切り、7月小松島以来、通算3度目のG3優勝を飾った。
S班の自力型に引けを取らない機動力がある太田竜馬が優勝!
今年は2月高松記念、7月小松島記念を含み5Vを達成し、持ち味の自力攻撃には一段と磨きがかかっていた
9月青森記念の二次予選Aでは好タイムで逃げ切り、軌道修正に成功し今回のG3に参戦していた。
レース内容
レースは、正攻法の太田が8番手まで下げてすかざす発進。3番手に入った小松崎大地に巻き返しを許さず、堂々の押し切り勝ちを決めた。
今節の太田は前走の松阪G2とは見違える動きだった。特選こそ竹内雄作に主導権を譲ったが2予A、準決と最終バックを奪い好調さを見せつけた。
準決後は「優勝できるとは思ってない」と弱気なコメントだったが、細切れ戦とはいえ実質、太田の先行1車。
出切ってしまえば優勝は想定内だった。
2着死守の桑原大志が「これで来年の競輪祭確定!大きなことですよ」と笑わせると「最高の結果でした」と太田も笑顔になった。
次は、いよいよG1制覇が視野に入る。
「タイトルを実力で取るには、もっとスケールを大きくしたい」と課題を挙げた。