松戸競輪G3優勝戦結果2020:開設70周年記念燦燦ダイヤモンドカップ,勝ち方,出場選手,バンク攻略

松戸競輪G3予想2020:開設70周年記念燦燦ダイヤモンドカップ:概要

松戸競輪場開設70周年記念「燦燦ダイヤモンドカップ」は、8月22日~25日の日程でナイターにて行われる。

今シリーズは平原康多清水裕友村上博幸のSS班3名をはじめとして深谷知広新山響平井上昌己ら全国各地から強豪が集結する好メンバー
地元勢は和田健太郎岩本俊介鈴木裕山賀雅仁らが一丸となって強豪を迎え撃つ。
誰に勝利の女神がほほ笑むのか興味津々のシリーズだ。

<松戸競輪:燦燦ダイヤモンドカップ>G3◇8R S級準決勝◇24日

平原康多(埼玉)が人気に応えて、差し切り決勝進出。1268走目で通算400勝達成の快挙も同時に決めた。S級S班の平原に人気が集まった8R。朝倉智仁(茨城)が早い仕掛けで前へ飛び出し、関東勢が主導権を握る展開に。打鐘が鳴り、地元の岩本俊介(千葉)が捲って先頭に立つと、平原は萩原孝之(静岡)に抵抗しながら岩本のマークへ切り替え。そして岩本の後ろで脚を溜めていた平原が、最後の直線で冷静に差し切った。

通算400勝達成となった平原だが、「日に日に修正できています。3周半前ぐらいからペースが上がって、ハイピッチできつかったです。(準決勝は)乗り方とか試して、感覚を戻しました。(決勝は)持っている力を出すだけ。400勝達成は正直、気づいていなかった。ただがむしゃらにやっているだけです」とレースを振り返った。

2020年8月25日
松戸G3(最終日)開設70周年記念 燦燦ダイヤモンドカップ

【9R=S級決勝】

1/鈴木裕(S1・千葉92期)
2/清水裕友(SS・山口105期)
3/深谷知広(S1・愛知96期)
4/村上博幸(SS・京都86期)
5/平原康多(SS・埼玉87期)
6/山田久徳(S1・京都93期)
7/岩本俊介(S1・千葉94期)

号砲で村上が勢い良く飛び出し、近畿2車の前受けに。
64・71・5・2・3の並びで周回を重ねていく。

隊列に変化がないまま打鐘。

山田の先行で最終BSを通過。

最終第2コーナー、3番手から岩本が捲りを放つ。
しかし、村上の厳しい牽制。

最終BSから、後方から平原、清水、深谷の単騎勢も巻き返していく。

3コーナー、岩本が近畿2車を乗り越え、完全に出切る。

村上を捌きながら内を掬った平原、大外から捲り追い込みの深谷も猛追。

だが、岩本がそのまま押し切り、1着でゴール。
2着は平原、3着は深谷となった。

岩本は2011年9月の取手記念  in 松戸(代替開催)以来、通算2回目のG3制覇。

優勝/岩本俊介(S1・千葉94期)

本当はSを取りたかったが、博幸さんのスタートが良かったですね。
前受けで山田君が叩きにきたところを1度、引いてから一気にいく作戦でした。
中団を取れたけど、後ろには動ける単騎勢。
ここは展開的にあまり動かないだろうと思ったし、結果的にはそれが良かったです。
いつも先行しているので、サラ脚で余裕はあった。
村上さんの牽制はキツかったですけど、負けないぞという気持ちで踏みました。
初日〜2日目はタイミングが悪く、同級生の鈴木からもアドバイスを貰っていた。
今日はそれを活かせたんじゃないかなと。
深谷君とかのタイミングも気にせず、自分のタイミングでしたね。
決勝で一緒に走った鈴木、地元の他の選手たちとの練習。
あとは妻がマッサージを覚えてくれたり、食事面でサポートしてくれるように。
今日の優勝は周囲のみんなのおかげです。
ビッグレースでも南関の役に立てるような先行をしていきたい。