埼玉が生んだ最強競輪選手‼平原康多特集‼
平原康多(38)埼玉が松浦悠士を捲って通算24回目のG3 制覇を達成した。今日は埼玉が生んだ最強選手平原康多選手を特集します!!
平原康多プロフィール
名前 | 平原康多(ひらはらこうた) |
生年月日 | 1982年6月11日 |
血液型 | A型 |
出身地 | 埼玉県 |
身長 | 185㎝ |
体重 | 95kg |
太もも | 67cm |
背筋 | 192kg |
肺活量 | 6700cc |
期別 | 87期 |
今期得点 | 114.6 |
ニックネーム | コウタ・ヒラ |
中学スポーツ歴 | 野球・陸上・サッカー |
高校スポーツ歴 | 自転車 |
特徴 | 先行・捲り |
JKA表彰歴 | |
優秀選手賞(平成21年、平成27年~平成29年) | |
ベストナイン(平成20年~平成23年、平成27年~令和元年) |
平原康多選手の経歴
元競輪選手だった父・平原康広(28期)の影響から埼玉県立川越工業高等学校在学中より自転車競技を行い、ジュニア世界自転車競技大会等、国際大会の出場経験を持つ。やがて第87期生として入学した日本競輪学校では全生徒中、最終バック先頭回数が最も多かったことから、恵まれた体格も相まって同期の中で最も将来性がある生徒と目す関係者が少なくなかった。
デビュー戦は2002年8月5日の西武園競輪場で迎え、初勝利も同日。2年後の2004年1月よりS級へ昇進し、同年のヤンググランプリにも出場(7着)。翌2005年のヤンググランプリでは、2センターから捲り追い込みをかけ、優勝した山崎芳仁を鋭く追い詰め2着。そして翌2006年あたりからGI、GIIの常連選手となっていく。
2006年8月に開催されたふるさとダービー(富山競輪場)では、本命を背負った武田豊樹を尻目にホームから果敢に先行し、さらに武田を捲り不発に追い込んで堂々逃げ切り優勝。また同年の全日本選抜競輪決勝では3着に入り、初のGI表彰台を経験した。
2007年は日本選手権競輪で決勝進出を果たしたが、主導権争いを演じていた村上義弘を最終ホーム通過付近で押し上げたことが原因で村上らを落車させたとして失格を取られる。その影響があってか、その後の競走では精彩を欠く場面も見られたが、同年の全日本選抜競輪決勝では、直線に入って優勝の山崎芳仁に対して4分の3輪差まで迫り2着に入った。
KEIRINグランプリ07への出場は逃したが、翌2008年に創設されたS級S班の初代18名に選出された。同年は安定した成績を挙げ、獲得賞金によりKEIRINグランプリ08でKEIRINグランプリ初出場を果たし、井上昌己の2着に入賞する。
2009年は6月の高松宮記念杯決勝で武田豊樹の番手を回ることになり、武田の後ろから最終2センターより自ら先頭に出て山崎芳仁の猛追を振り切りGI初優勝を飾る。その後7月の寛仁親王牌決勝と9月のオールスター決勝では、共に平原 – 武田 – 神山雄一郎の並びで挑み、神山の連続2着と武田のオールスター優勝に貢献している。そして11月の競輪祭決勝では3番手の位置を確保した後に差し切って勝ち自力でGI2勝目を奪取した。2年連続出場となったKEIRINグランプリ09では9着に終わる。
2010年の高松宮記念杯も決勝で武田豊樹の番手を回ったが、この時は武田との連携から最終バックの自力捲りに戦術を切り替え連覇を達成した。KEIRINグランプリ2010では前年と同じく9着に終わる。
2011年、2012年は目立った活躍が出来ず当年のKEIRINグランプリの出場を逃がすも、2013年の全日本選抜競輪決勝では再び武田豊樹の番手を選択し、最終バックで武田を先行選手の後位に導いたあと最終4角でインを突き、武田を弾いてから直線一気に伸びて3年ぶりのGI優勝を果たす。同年のKEIRINグランプリ2013では4着となる。
2014年は、前年12月に起こったSS11の移籍騒動に加担したとして、日本競輪選手会より同年5月1日より8ヶ月間の競走出場自粛を言い渡されたが、後に自粛期間が3ヶ月に短縮され、8月より競走に復帰した。その後11月の競輪祭決勝では、逃げる武田豊樹の番手より最終4角から追い込んで優勝し、KEIRINグランプリ2015の出場権を獲得し7着となる。
2015年はGIタイトルの獲得はならなかったが、日本選手権競輪と競輪祭の決勝で2着に入るなどGI決勝進出を4回果たして年間獲得賞金上位となり、KEIRINグランプリ2015の出場権を獲得し3着となる。
2016年は寛仁親王牌決勝の2着により年間獲得賞金争いで有利となっていたが、競輪祭の決勝において最終バック4番手の位置より前にいた稲垣裕之の捲りに追走する形から自力で捲り切って優勝したことによりKEIRINグランプリ2016の出場権を獲得したが6着となる。
2017年は全日本選抜競輪の決勝においてイン粘りから番手を確保した直後に単騎で捲ってきた新田祐大の番手に入り込み、そのまま追走し自身の番手にいた地元の武田豊樹を振り切る形で直線抜け出し優勝したことによりKEIRINグランプリ2017の出場権を獲得したが、前年と同じく6着となる。
2018年は第34回共同通信社杯競輪(GII、高知競輪場)で優勝した。既に賞金3位でKEIRINグランプリ2018出場を確実としていた中で臨んだ11月の第60回朝日新聞社杯競輪祭では、6年連続となる決勝進出も果たした(6着)。
主な獲得タイトル
2010年 – 高松宮記念杯競輪(大津びわこ競輪場)
2013年 – 読売新聞社杯全日本選抜競輪(松山競輪場)
2014年 – 朝日新聞社杯競輪祭(小倉競輪場)
2016年 – 朝日新聞社杯競輪祭(小倉競輪場)
2017年 – 読売新聞社杯全日本選抜競輪(取手競輪場)
平原康多選手のプライベート
黒のキャデラック・エスカレードとハマーの2台を所有との事ですが、その後の情報ではポルシェパナメーラ(1500万円)とマセラティグラントゥーリズモ(1800万円)も購入されているみたいです。
時間があればドライブにも出かけたりする。プライベートでは、いっさい自転車には乗らないため、気分転換をかねて車で移動をすることが多いとのこと。
流石2200人の競輪選手の中から9人しか選ばれないS級S班ですね。獲得してる賞金も桁違いに違いない。
練習後に、練習仲間とそのままスマホゲームで遊んだりします。最近は「荒野行動」、「PUBG」などのバトロワ系にハマっています!
少し前の話ですが、慎平さん(加藤慎平さん)やワッキー(脇本雄太選手)とかと、オンラインで「モンスターハンター・ワールド」をよくやっていました。
夢中になって、朝4時くらいまでやってしまって…
練習が疎かになるので、僕は一線を引いてやめました(笑)
今はスマホゲームだけにしています。
引用:けいりんマルシェ
のほほんとした長男体質のA型だと思いきや、几帳面な一面もあり、とにかく負けず嫌い。それはレースだけではなく、趣味や遊びにおいても徹底して楽しむ傾向がある。ダーツやオンラインゲームなどでも、とにかく勝ちたい気持ちが強く、とことん極めたいタイプだそうです。
父も弟も競輪選手という競輪一家で育ってきたが、特に「競輪」を意識してはいなかった。すべての面で、かげながらサポートしてくれた母の存在も大きいという。結婚して自分が理想とする家庭は、「平和で穏やかな家庭。気楽に過ごせるのが一番です。」と話している。外では、勝負の世界に身を置き、普段の練習もきついため、家ではのんびりとリラックスしたいそう。
爽やかなスマイルで好感度が高く、女性ファンも多い。いつも笑っているように見えるので、「得しています」とは本人の弁。練習やレースではきりっとした表情を見せるが、取材やファンの前ではいかなるときでも笑顔で応える。座右の銘に「感謝」を掲げ、人とのつながりを大切に、気持ちよく相手と接したいという心の現われでもある。
女性からの人気も非常に多い選手の1人なんですよね!強くて笑顔が爽やか。それはモテますわ~!!
■直近4ヶ月成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 棄権 | 失格 | 総出走回数 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 | ホーム回数 | バック回数 | 競走得点 |
11回 | 4回 | 0回 | 10回 | 1回 | 0回 | 26回 | 42.30% | 57.60% | 57.60% | 2回 | 3回 | 114.6 |
■特別競輪優勝歴
競輪名称 | 開催初日 | 競輪場 | 成績 | ||||||
共同通信社杯 | 2018/9/14 | 高 知 | 4.1.1.1 | ||||||
読売新聞社杯全日本選抜競輪 | 2017/2/16 | 取 手 | 1.2.2.1 | ||||||
朝日新聞社杯競輪祭 | 2016/11/24 | 小 倉 | 1.4.1.1 | ||||||
朝日新聞社杯競輪祭 | 2014/11/21 | 小 倉 | 2.8.3.1 | ||||||
読売新聞社杯全日本選抜競輪 | 2013/2/8 | 松 山 | 1.8.1.1 | ||||||
高松宮記念杯競輪 | 2010/6/3 | 大 津 | 4.2.3.1 | ||||||
朝日新聞社杯競輪祭 | 2009/11/20 | 小 倉 | 2.3.2.1 | ||||||
高松宮記念杯競輪 | 2009/6/18 | 大 津 | 4.8.2.1 | ||||||
ふるさとダービー | 2006/8/5 | 富 山 | 2.2.1.1 |