競輪で新たにコロナ感染者!!再び開催中止となる今後の見通し

広島競輪場でコロナ感染者[7月24日]

広島競輪場の公式からコロナウイルスに感染したことについて発表があった。

【新型コロナウイルス感染に関する情報について】

広島市競輪事業の運営受託業者である日本写真判定㈱の従業員から、新型コロナウイルスに感染したとの報告を受けたため、当面の間、広島競輪場を閉場とし、車券発売・払戻業務を中止します。

なお、当該従業員は、競輪事務局職員及び選手管理棟エリア(選手宿舎、JKA管理事務所)の開催関係者とは一切接触していないため、7月24日~25日開催のFⅡモーニング7については、無観客で開催し、車券の発売は、電話投票、インターネット及び一部の場外車券売場で行います。

お客様におかれましては、ご自身の健康状態に充分に注意していただき、ご不安な時は最寄りの保健所にご相談くださいますようお願いいたします。

広島市からも以下のように発表されている。
市によると、23日までに感染が確認された人の中に、競輪場の運営を受託する日本写真判定(東京)の従業員が含まれていた。現金の管理や場内の消毒を担当し、20日まで出勤していた。
競輪プレス

今回コロナウイルスに感染しまった人は、日本写真判定㈱の従業員ということだが、仕事として、『場内の消毒を担当』していたことからも不特定多数の人と接触してた可能性は否定できないだろう。

しかし、公式からは『開催関係者とは一切接触していない』と発表があった。
このことをそのまま鵜呑みにはできないだろう。

過去の競輪業界のコロナ感染

まず、時系列として競輪公式からは、

2月26日に開催された政府の新型コロナウイルス感染症対策本部において、安倍首相が今後2週間はイベントの中止や延期、規模縮小を政府として要請する方針を表明したことを受けて、2月27日から3月11日までの間、競輪開催については競輪場本場においては無観客開催とし、本場及び場外車券売場での車券発売・払戻(払戻については2月29日から)は実施しておりませんが、感染拡大防止の観点から、3月12日以降も当面の間の競輪開催については下記のとおりと致します。
お客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、引き続きご理解を賜りたく宜しくお願い申し上げます。
今後につきましては、事態の推移を踏まえ引き続き検討し、決定次第お知らせ致します。1. 本場の開催及び車券発売・払戻について
3月12日以降の競輪開催は当面の間、無観客開催を実施します。感染拡大防止の趣旨を踏まえて、発売規模を縮小し、本場での車券発売・払戻は実施しません。(ミッドナイト競輪は従来通り実施します。)2. 本場以外の車券発売について
(1) 場間場外売場における発売・払戻については、3月12日以降も当面の間、実施しません。
(2) 専用場外売場における発売・払戻については、3月12日以降も当面の間、実施しません。
(3) インターネット投票、電話投票については通常通り発売・払戻を実施します。
とのように発表された。

コロナウイルス感染予防のために、無観客開催や、インターネット投票のみなどの対策はがとられていた。

そんな中、玉野競輪でコロナウイルス に感染した人と濃厚接触してしまった人が判明したのである。

コロナ感染で公営初の中止となった玉野競輪

4月2日初日の岡山県・玉野競輪の開催が、新型コロナウイルスの余波で中止となった。九州地区から参加した選手の親族に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たため、親族が在住する地区の保健所から当該選手に対して濃厚接触者として自宅待機要請があり、他の参加選手の体調面等も考慮して開催が中止となった。
競輪を統括するJKAは当面の対応策として、当該開催の参加選手については2週間(15日まで)の参加自粛を要請して競輪開催に参加しないと発表した。ただし、自宅待機要請選手の陰性が確定した場合には前記の措置を解除するとしている。
玉野競輪場山下浩二開催執務委員長 一時は開催を予定しておりましたが市長とも相談して、誠に残念ではありますが市民の安心、安全を考慮して開催中止を決定しました。
日本競輪選手会岡山支部内藤敦支部長 新年度の始めに、このようなことになりファンの皆さんには申し訳ない気持ちです。今後の開催では精いっぱいレースができるよう選手一同、頑張っていきます。
※日刊スポーツより引用
競輪プレス

7月に入り無観客開催が解除されて、観客を入れ始めて開催していた矢先に今回のコロナウイルスによる競輪場閉鎖の事態に陥った。

一人の感染で中止になるほど、コロナウイルスが危険であるとわかる対応である。
日本中で感染者増えるにつれて、感染経路が不明な感染者も増えている。

今後、さらに閉鎖となる競輪場が増えると見ている。