第36回共同通信社杯予想(GⅡ)注目選手5選/9月18日〜伊東温泉競輪

第36回共同通信社杯予想(GⅡ)注目選手5選/9月18日〜伊東温泉競輪

2020年9月18日〜21日、伊東温泉競輪場にて開催される「第36回共同通信社杯(GⅡ)」に出場予定の選手が発表となった。

共同通信社杯とは?

選考基準(6)にある通り比較的若い選手たちに出場枠を確保しており、「若手の登竜門」の立ち位置で開催されているGⅡレースだ。

選考基準

参加選手数 108名〔補欠 8名〕
選考期間 2020年1月~2020年6月(6ヶ月)
開催時S級在籍
(1) S級S班在籍者
(2) 直近、前回のオリンピック自転車競技メダリスト
(3) 東京オリンピック自転車競技トラック種目代表選手
(4) 選手選考対象期間において2ヶ月以上JCFトラック種目強化指定(A)に所属した者(開催時S1)
(5) スポンサー推薦3名以内
(6) 上記(1)~(5)を除く、101期~115期までの各期卒業の選手のうち、平均競走得点上位者から順次25名
(7) FI決勝1~3位回数上位者(同数の場合は平均競走得点上位者)
(8) 平均競走得点上位者
なお、2019年は郡司浩平が優勝している。

出場選手一覧

出場選手一覧を見る
SS 北日本 佐藤 慎太郎
SS 北日本 新田 祐大
SS 関 東 平原 康多
SS 南関東 郡司 浩平
SS 近 畿 脇本 雄太
SS 近 畿 村上 博幸
SS 中 国 松浦 悠士
SS 中 国 清水 裕友
SS 九 州 中川 誠一郎
S1 北日本 永澤 剛
S1 北日本 新山 響平
S1 北日本 佐藤 友和
S1 北日本 大槻 寛徳
S1 北日本 菅田 壱道
S1 北日本 和田 圭
S1 北日本 櫻井 正孝
S1 北日本 内藤 宣彦
S1 北日本 守澤 太志
S1 北日本 伏見 俊昭
S1 北日本 山崎 芳仁
S1 北日本 渡部 幸訓
S1 北日本 小松崎 大地
S1 関 東 武田 豊樹
S1 関 東 鈴木 謙太郎
S1 関 東 芦澤 辰弘
S1 関 東 吉澤 純平
S1 関 東 杉森 輝大
S1 関 東 山岸 佳太
S1 関 東 吉田 拓矢
S1 関 東 天田 裕輝
S1 関 東 森田 優弥
S1 関 東 鈴木 竜士
S1 関 東 河合 佑弥
S1 関 東 柿澤 大貴
S1 関 東 諸橋 愛
S1 南関東 和田 健太郎
S1 南関東 鈴木 裕
S1 南関東 岩本 俊介
S1 南関東 福田 知也
S1 南関東 内藤 秀久
S1 南関東 松坂 洋平
S1 南関東 東 龍之介
S1 南関東 堀内 俊介
S1 南関東 松井 宏佑
S1 南関東 渡邉 晴智
S1 南関東 萩原 孝之
S1 南関東 岡村 潤
S1 南関東 渡邉 雄太
S1 中 部 深谷 知広
S1 中 部 志智 俊夫
S1 中 部 竹内 雄作
S1 中 部 浅井 康太
S1 中 部 柴崎 淳
S1 中 部 坂口 晃輔
S1 近 畿 野原 雅也
S1 近 畿 村上 義弘
S1 近 畿 稲垣 裕之
S1 近 畿 山本 伸一
S1 近 畿 三谷 竜生
S1 近 畿 東口 善朋
S1 近 畿 稲毛 健太
S1 近 畿 南 修二
S1 近 畿 古性 優作
S1 近 畿 澤田 義和
S1 近 畿 松岡 健介
S1 中 国 岩津 裕介
S1 中 国 河端 朋之
S1 中 国 取鳥 雄吾
S1 中 国 竹内 翼
S1 中 国 桑原 大志
S1 中 国 宮本 隼輔
S1 四 国 室井 健一
S1 四 国 小倉 竜二
S1 四 国 阿竹 智史
S1 四 国 原田 研太朗
S1 四 国 小川 真太郎
S1 四 国 太田 竜馬
S1 四 国 島川 将貴
S1 四 国 佐々木 豪
S1 四 国 松本 貴治
S1 九 州 野田 源一
S1 九 州 坂本 健太郎
S1 九 州 園田 匠
S1 九 州 北津留 翼
S1 九 州 山田 英明
S1 九 州 山崎 賢人
S1 九 州 大塚 健一郎
S1 九 州 松川 高大
S1 九 州 中本 匠栄
S2 北日本 坂本 周作
S2 北日本 庄子 信弘
S2 北日本 高橋 晋也
S2 関 東 雨谷 一樹
S2 関 東 坂井 洋
S2 関 東 上原 龍
S2 南関東 大石 剣士
S2 中 部 近藤 龍徳
S2 中 部 松尾 淳
S2 中 部 川口 公太朗
S2 中 部 川口 聖二
S2 中 部 柴崎 俊光
S2 中 部 皿屋 豊
S2 近 畿 寺崎 浩平
S2 近 畿 中井 俊亮
S2 中 国 山下 一輝
S2 四 国 久米 康平
S2 四 国 吉武 信太朗
S2 九 州 中村 圭志

 

競輪プレス注目の5選手

脇本選手

脇本雄太
脇本雄太選手はリオ五輪で準決勝に進めなかったものの、トップスピードを維持したまま逃げ切るスタイルで2017年にW杯の男子ケイリンで初優勝、2018年にも優勝した。
新田選手
新田祐大
新田祐大選手はロンドン五輪のチームスプリントで8位に入賞。リオ五輪は出場を逃したが、2019年にW杯の男子ケイリンで銅メダルを獲得。世界選手権でも銀メダルを獲得した。
郡司選手
郡司浩平
昨年の共同通信社杯優勝者。逃げに捲り、番手回りもこなすオールラウンダーで、いつGⅠを獲ってもおかしくないと評される南関東のエース。昨年はGⅠでの二度の落車負傷で欠場を余儀なくされる期間もあったが、GⅡを含む4回の優勝で賞金ランキング8位に。初のグランプリ出場を果たした。
松浦選手
松浦悠士
一昨年末、初の記念制覇を果たすと、昨年に入ってその勢いはさらに加速。FⅠ戦2回、記念2回の優勝を加えて、ついにはGⅠタイトルを獲得するにまで至った。逃げてよし捲ってよしの自在性と強地脚が魅力。
平原選手
平原康多
GⅠ7勝、グランプリ出場は7年連続という、押しも押されぬ関東のトップ選手。初代S級S班の一人でもある。30代半ばを過ぎても衰えぬ機動力はもとより、位置取り・駆け引きの巧さは誰もが認めるところ。
競輪プレス
競輪プレス注目選手は自転車競技「ケイリン」世界ランキング1位の新田祐大選手だ。
昨年のKEIRINグランプリ2019 では4着と言う結果だったが、多くの重賞では必ず結果を残してきた。2020年現在もノリに乗っている選手の1人である事は間違いない。
新田選手のパワーは桁違いであり、今大会もファンの度肝を抜くハイパワー捲りを見せつけてくれるだろう。

 

伊東温泉競輪場

伊藤温泉競輪場

周長333m、見なし直線46.6m
最大カント 34゜41´9″
33バンクの中では直線は長めで、カントもきついことからゴール前は伸びやすく、結果的に、脚質による有利不利は少ないバンクです。
競輪プレス
場所的には、松川を見下ろす高台に位置していて、崖を切り崩して作られている。
周りは丘で囲まれていて風の影響が少ないぞ。
カントの最大傾斜が34゜41´9″と非常にきつめ。
競輪プレスの見解としては、追い込み脚質の選手が先行している選手の後ろから勢いつけれる選手が活躍するであろう。

 

決まり手勝率

【1着決まり手】
・逃げ→25%
・まくり→39%
・差し→36%
【2番手決まり手】
・逃げ→19%
・まくり→17%
・差し→23%
・マーク→41%
競輪プレス

1着は「まくり」が39%、次に差しが36%と約75%の確率で追い込み型の選手が勝っているのがわかる。
やはり特徴通りの結果が出ているね。

2番手は「マーク」の41%。
1着、2着で「逃げ」の決まり手もゼロではないが、全体として追い込み型が有利だから先行逃げの選手は期待出来そうにない。
予想するなら出走する選手の特徴とラインを予想するといいであろう。

第35回共同杯郡司選手

昨年の第35回共同通信杯で優勝し、賞金ボードを掲げる郡司浩平選手

第36回共同通信社杯展望

優勝争いの軸となる脇本雄太。
超大型新人の寺崎浩平。
伊東温泉競輪場の最高上がりタイムを保持している新田祐大。
2年間ビッグレースの優勝から遠ざかっているがベテランの技を駆使する平原康多。
共同通信杯は毎年劇的なドラマが生まれる秋の祭典である。
今年も必ず何か起きるであろう。
競輪プレスは出走表が公開されたらまた改めてレース前の予想や見解を特集したいと思います。