初心者でも分かる!競輪の分かりにくいルールを解説

初心者でも分かる!競輪の分かりにくいルールを解説

競輪のルール

ライターのJEY
競輪っていまいち分かりにくいルールって多いですよね!今日はそんな分かりにくルールを解説していきます!ルールを知って競輪をもっと楽しみましょう!

斜行・蛇行の禁止

◆斜行若しくは蛇行し、又はそのことによりふらつき等して、その結果次の支障が生じた場合
①自ら落車し、又は他の選手を落車させた場合
②自ら自転車を故障し、又は他の選手の自転車を故障させて、事後の競走に重大な支障が生じた場合
◆著しい斜行若しくは蛇行を行い、又はそのことによりふらつき等して、他の選手の走行に重大な支障を生じさせた場合(打鐘開始後)
①進路を変更させ急激に後退させたとき。
②ふらつかせ急激に後退させたとき。
◆特に著しい斜行又は蛇行を行った場合
①外側への斜行を内外線間の幅の4倍程度の幅で急激かつ一方的に行ったとき。
②イエローラインを越えて、 自ら他の選手の進路を著しく狭めたとき。
斜めに走ったり、蛇行しながら走ったりした結果、他の選手を落車させると失格となる。
また、他の選手を落車させなくても、単独であまりにもひどい斜行・蛇行を行うと失格となる。

中割りの禁止

◆中割りをし、又はそのことによりふらつき等して、その結果次の支障が生じた場合
①自ら落車し、又は他の選手を落車させた場合
②自ら自転車を故障し、又は他の選手の自転車を故障させて、事後の競走に重大な支障が生じた場合
スペースがないのに選手と選手の間に割り込んでも失格となる。

内圏線踏切りの禁止

◆自ら6秒程度以上内圏線を踏み切って継続して走行した場合(最終周回のバックストレッチライン到達前)
◆自ら4秒程度以上内圏線を踏み切って継続して走行した場合(最終周回のバックストレッチライン到達後)
◆自ら内圏線を踏み切って外側を走行する他の選手を追い抜いて決勝線に到達した場合(最終周回の30メートル線到達後で、落車した選手及び自転車を故障して重大な支障が生じた選手を追い抜いた場合を除く。)
内圏線の内側を長い時間走りすぎても失格となる。ただし、最後の直線で落車した選手を避けようとしたなど、特にやむを得ない場合は除く。

イエローライン踏切りの禁止

◆先頭走者が自らイエローラインを下方から越えて、イエローラインの外側を2秒程度以上継続して走行した場合。
◆先頭走者以外の選手がイエローラインの外側を走行して先頭走者となった後、イエローラインの内側に復することなく、イエローラインの外側を2秒程度以上継続して走行した場合。
400mと500mバンクでは残り2周半、333mバンクでは残り3周に入るまでに、先頭の選手がイエローラインの外側を走りすぎると失格となる。
バンク

先頭員早期追抜きの禁止

◆先頭員が333mバンクでは残り2周半、400mバンクでは残り2周、500mバンクでは残り1周半に到達するまでに、競走選手が先頭員を追い抜いた場合

昨年のルール改正により、大きく変更が加えられたのがこの「先頭員早期追抜きの禁止」。
前に比べて先頭誘導員を追い抜いて良いタイミングが遅くなり、選手の暴走を防ぐ狙いを持っている。
このルールに違反すると、最低でも3か月はレースに出られなくなるという、非常に厳しい罰則が設けられている。
先導員

先頭員に対する妨害等の禁止

先頭誘導員に対して、不注意走行、内側追い抜き、押圧、押上げ、斜行、蛇行といったルール違反をしてはいけないということ。
また、先頭誘導員の自転車の後輪に対して自分の前輪を差し込むことも禁止されている。

周回誤認

◆競走において周回数を誤認して競走したとき
読んで字のごとく、選手が周回を勘違いすると失格となる。これについては数年に一度起こる程度の珍事である。
ライターのJEY
今回のルールが、競輪を見る上で起こり得る主な失格のルールの一部です!
多すぎて覚えられない、と感じる人もいるだろうが、最初の内はヨコに走りすぎて他の選手を落車させたり、内側や外側を走りすぎたりすると失格になる、程度の認識で構わないです!
レース観戦を重ね、失格となるシーンを目撃していくにつれ、自然とその種類が頭に入っていくはずなので!