東京オリンピック2020を見据えた戦い!
10月21日に韓国・鎮川(ジンチョン)で閉幕した『アジア選手権トラック2020』について各選手がコメントした。
競輪競技にも出場している脇本雄太選手を初め、新田祐大選手、小林優香選手、太田りゆ選手などの活躍を称えて紹介したいと思う!!
日本発祥の”ケイリン”で十二分に世界に力を見せた戦いであったと思う。
来年、開催される東京オリンピック2020が楽しみである。
ケイリンで1位脇本3位新田
脇本雄太らとともに表彰台に立つ自身のショットを公開。個人種目のケイリンで「決勝まで難なく進む事ができ、挑んだ決勝戦では3位入線」と、銅メダルを獲得したことを報告した。
新田祐大選手は「表彰台に乗った3人は、決勝時点で世界ランキング1~3位の選手」と説明した。
「世界のトップに君臨しているアジズル・ハスニ・アウァンに釣られるように、現在では世界トップに僕や脇本雄太が連なるようになった。」と、今回のレースで金メダルを獲得した脇本選手と、マレーシアのアジズル・ハスニ・アウァン選手の名前をあげ、感慨深げにコメント。
さらには「日本発祥のスポーツ、ケイリン。世界トップはどうしても譲れないところだ」と固い意志をのぞかせた。
アジア選手権での熱気が冷めやらぬまま、11月1日からはワールドカップシリーズが開幕。
「ワールドカップや世界選手権、そしてオリンピックへの手答えを感じる事ができた」とつづる新田は、東京オリンピックへの期待とともに「今後のレースを楽しみにして欲しい。」と、ファンに応援をよびかけた。
ガールズケイリンの立役者小林優香悔し顔
アジア選手権で銀メダル獲得も笑顔なく「強くなります」と投稿した。
Instagramに「スプリント3位 ケイリン2位」とつづり、アジア選手権で銅メダルと銀メダルを獲得したことを報告したのだが、1枚目は躍動感のあるレースの写真だが、「この顔を見たら何となく想像できるでしょ」のコメントどおり、2枚目は銀メダルを手に苦い表情の小林。
「次のW杯に向けて強くなります」と、悔しさをバネに次のシーズンに向け、パワーアップすることを宣言した。
最後は「応援ありがとうございました!!」とファンに感謝を述べ、コーチやスタッフへも「ありがとう」とつづった小林であった。
東京オリンピックの出場枠の獲得方法
オリンピックのスタートラインに並ぶ選手達がどのような戦いを経なくてはならないのかを見ていこうと思う。
これでオリンピックは勿論、オリンピックまでの国際大会もさらに楽しめる
- トラックオリンピックランキング
対象となる国際大会で獲得したポイントによって付けられるランキングをオリンピックランキングと呼び、オリンピックの出場枠はこのランキングにおいて上位の国から順に与えられる決まりになっている。
オリンピックランキングのポイントを獲得出来るレースは下記の3種類。
- 世界選手権
- 大陸選手権
- ワールドカップ※ワールドカップは、1シーズンにつき上位成績3大会分のポイントをを計算する
上から順に格式の高い大会が並んでおり、それに比例して獲得出来るポイントも大きく設定されている。
東京オリンピックの出場枠は、2018年7月6日〜2020年3月1日の期間に得たポイントによるランキングに基づいて決定される。
今後の大会は以下の通り。
2019年 | 11月1日〜翌1月26日 | 2019-2020 ワールドカップ第1戦〜6戦 |
2020年 | 2月26日〜3月1日 | 2020 世界選手権大会 |
日程未定 | 2020 年アフリカ大陸選手権大会 |
2019-2020ワールドカップへ太田りゆが早くも始動
ガールズケイリン選手で自転車競技日本代表の太田りゆが、11月に開幕のワールドカップシリーズに向け、意気込みをつづった。
この日太田りゆ選手は、Instagramに小林優香らとのショットを公開。
「昨日帰国しました」と、アジア選手権が開催されていた韓国から帰国したことを報告。
さらに「今週末からワールドカップ第1戦」とつづった太田は、「ベラルーシに出発して、そのまま第2戦グラスゴーへ!!」と11月1日にベラルーシ共和国にて開幕の第1戦を皮切りに、ワールドカップシリーズに次々と出場することを明らかにした。
海外での転戦が続く太田りゆ選手だが、「たくさんチャンスをもらったから 絶対掴まなきゃ」と意気込みは十分であった。