開設70周年千葉記念滝澤正光杯2019開催10月3〜6日

開設70周年千葉記念
『滝澤正光杯』開催10月3〜6日

松戸競輪でいよいよ『滝澤正光杯』が開催される。
今シーズンは、浅井康太武田豊樹三谷竜生3名がS班として参戦する!!

他にも、渡邉一成を始め原田健太郎、渡邉雄太、吉田拓矢、山田英明ら自力型の強豪がそろう好メンバー。
地元勢は千葉選手会支部長を務める中村浩士を中心に伊勢崎彰大野口裕史らが一致団結して強豪を迎え撃つ。
なお、最終日第6レースにてS級ブロックセブンが一発勝負で行われる。そのレースにも注目である。

豪華なメンバーの激突だが、Vに最も近いのは渡邉一成か。
輪界屈指のトップスピードに加え、 最近は淡白なイメージを払拭して前々に攻める姿勢が結果につながっている。

 

松戸競輪千葉周年70注目選手前検日展望情報2

注目選手:浅井康太

平原康多とともに競輪を代表するオールラウンダーと称される浅井康太。トップレーサーの証であるグランプリには8年連続で出場している。しかも2V、準V2回、3着3回の素晴らしい成績を残している。しかしながら、今年は落車、失格を喫する場所も目立ち、なかなか波に乗り切れていない。

現在賞金ランキング第19位である。
今回でエンジンを前回となるか。調子は徐々に上向いていて、共同通信社杯にはピンピンで準決に駒を進めたが、無念の1着失格で最終日は欠場となったものの。
今シーズンの中部勢は上位陣に自力型が手薄なので、先頭で戦う可能性が高そうだ。レースの流れに即位する俊敏な立ち回りで優勝をものにするだろう。

注目選手:渡邉一成

自慢のスピードはS班の自力型と互角以上の渡邉一成
8月玉野の決勝は宮本の逃げを上がり10秒9の快速まくりで仕留めると、その後は優勝こそないものの、オールスター、8月富田記念、9月青森記念などGレースで立て続けに決勝に進出している。
当初は、昨年のサマーないとフェスティバルで優勝した実績があり、好機に仕掛けてワールドクラスのスピードを発揮できれば押し切る場面は十分である。
今年は度重なる落車の影響でなかなか好調時のような脚勢を取り戻せずにいる三谷。

注目選手:中村浩士

南関勢は中村浩士野口裕史らの地元勢に渡邉雄大桐山敬太郎らが加勢して強豪を迎えうつ。
中村はオールスターで決勝進出、9月久留米でVゲットと差し脚が冴えているし、伊勢崎も毎年、地元記念を据えるこの時期は調子が上向き、9月青森記念で優参すると、共同通信社杯は一次予選で1着。野口は共同通信社では敗者戦ながら逃げて3連対と先行力を猛アピール。
最終日は太田竜を撃破していて、地元勢のけん引役として期待がかかる。

松戸競輪場のバンク・コース特徴

松戸競輪千葉周年70注目選手前検日展望情報1

見なし直線距離 38.2m
センター部路面傾斜 29°44′42″
直線部路面傾斜 3°1′2″
ホーム幅員 11.1m
バック幅員 9.6m
センター幅員 8.1m

松戸競輪場決まり手

松戸競輪場は一周333mで、通称「燦燦バンク(サンサンバンク)」という小振りなバンク。
全国の中でも直線が有数の短さで、カントが333mで最も浅い。
この為、筋違いは好配当が期待出来る。後手を踏むと最後、本命を背負った選手が何も出来ずに着外に沈む事もある。

バンク上の選手に対する風の影響は、バンク全体が観客スタンドに囲まれてはいるものの、屋外の333mバンクで唯一全周外側がポリカーボネート(透明板)と建物で塞がれており、走路に入り込んだ風の逃げ道がないため、風向きによってはバンク内で風が渦巻くことがあり「常に向かい風が吹いている」と語る選手は多い。
よって選手にとってスピードの出しにくい「重いバンク」と言え、風よけになる先頭誘導員などの役割は非常に大きい。

1着決まり手:【逃げ28%】・【擦り39%】・【差し33%
2着決まり手:【逃げ18%】・【擦り14%】・【差し24%】・【マーク44%

松戸競輪場のポイント!

1 角ビルの隙間からゴール方向へ強風
2 角競りはカントのきつさからもインが有利
3 角捲りは3角手前でハナに立つこと
4 角4番手以内通過なら強襲のチャンスもバックストレッチ夏冬ともに風の影響を受けるので向きに要注意
軽くなったし、走り易い」と地元選手が口を揃えている。
直線が短く機動型有利の短走路で、カントがきつく競りはイン有利である。
打鐘過ぎ2Cから先行型は山降ろしを効かせるか、捲り屋は1C手前で仕掛けられるかが鍵、追い込み型はハコ展開か後方なら空いたインを突けば前団に迫れる。