共同通信社杯とは
競輪発祥40周年を祝おうと様々な行事が企画され、その中の目玉が『ルビーカップ』と呼ばれる特別競走の実施だった。
その後、特別競輪等の運営方法が整理される中で、平成21年度から、春・秋年2回の開催となり、春は4月に『共同通信社杯春一番【GII】』、秋は10月に『共同通信社杯秋本番【GII】』が開催されることになった。
平成24年度以降の特別競輪等の見直しにより、平成24年度から共同通信社杯は再び年1回開催となり、「若手の登竜門」的開催と位置付けられている。
「若手の登竜門」と呼ばれる大会で、昨年は清水裕友や山崎賢人らがこの大会をきっかけに大きく羽ばたいていったのは記憶に新しい。
今年も若手選手たちの活躍が大いに期待されるが、昨年同様に平原康多らのベテラン勢が若手選手たちの進撃に待ったをかけることができるのか、それとも世代交代の流れがますます加速していくのか、格付けはGIIながら見どころ満載の4日間となるだろう。
若手には負けない!
豪華ベテラン勢の実力も見どころ
昨年の大会では「若手の登竜門」らしく清水裕友、山崎賢人、郡司浩平、太田竜馬らが決勝進出、ゴール前では清水がビッグレース初制覇かと思われた瞬間、逆転の強襲劇で優勝をさらっていったのがベテランの平原康多だった。
それでも、清水、山崎、郡司、太田らはいまではビッグレース決勝の常連といってもいいほどの成長を遂げており、世代交代の波はもはや止めようがないほどの勢いとなっている。今大会も若手選手たちを中心にシリーズは動いていくだろうが、それを黙って見ているベテラン勢ではない。
平原康多 埼玉 87期
平原康多は昨年の決勝ではインコースに切り込み初優勝へと突き進む清水裕友とは対象的に冷静に外のコースを取って逆転優勝、ベテランの経験値の高さと上手さを見せつけた。
今年前半は迷走していた平原だが、6月の高松宮記念杯で今年初のGI決勝進出を果たすと次場所の久留米記念決勝では杉森輝大の先行に乗って今年初優勝を飾った。8月の地元・西武園記念決勝では前を任せた小林泰正が赤板前に落車のアクシデントに見舞われたが、和田健太郎の番手に切り替えて番手捲りで優勝と平原らしい走りを見せており、今大会世代交代を迫る若手選手たちの前に大きな壁となって立ちはだかるだろう。
村上博幸 京都 86期
おなじくベテラン勢では村上博幸が好調だ。
7月のサマーナイトフェスティバル決勝では近畿勢からただひとりの勝ち上がりだったが、南関東の渡邉雄太と連係、渡邉の捲りをきっちり差して優勝している。
1月の松阪記念決勝ではやはり近畿の目標がいない組み合わせだったが、最終3角7番手から捲り追い込んで完全優勝を達成と松阪バンクとの相性も抜群だ。
今大会も脇本雄太や三谷竜生が不在で機動力の面で苦しい戦いを強いられるシーンがあるかもしれないが、相性抜群の松阪バンクで再び村上博幸の自力発進が見られるかもしれない。
佐藤慎太郎 福島 78期
北日本では佐藤慎太郎が堅調だ。
2月の全日本選抜で準優勝、3月のウィナーズカップで決勝7着、サマーナイトフェスティバルで決勝4着とビッグレースで存在感を示しており、8月8日時点での獲得賞金ランキングは7位と13年ぶりのグランプリ出場が見えてきている。
なぜか今年は北日本だけでなく関東との連係でも好成績を挙げており、8月の西武園記念でも準決は小林泰正マークで2着、決勝は平原康多マークで2着に入っている。
今大会も組み合わせの有利・不利に関係なく、確かな位置取りからベテランらしいしぶとい走りを見せてくれるだろう。
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松坂競輪バンクの特徴
カントがきつく直線も長いので捲りが優勢
カントを利しての中割りが決まりやすい
見なし直線距離 | 61.5m |
センター部路面傾斜 | 34°25′29″ |
直線部路面傾斜 | 2°51′45″ |
ホーム幅員 | 10.9m |
バック幅員 | 9.0m |
センター幅員 | 7.7m |
1着決まり手:【逃げ21%】・【擦り35%】・【差し44%】
2着決まり手:【逃げ19%】・【擦り16%】・【差し29%】・【マーク36%】
松阪は平成8年にバンクが全面改修され、最大カントが34度25分29秒と400バンクの中では日本一きついカントを有している。
ちなみに第2位は松山と小倉の34度01分48秒、第4位が名古屋の34分01分47秒だ。
見なし直線距離も武雄、弥彦、いわき平、四日市に次いで5番目に長く、61.5mとなっている。
走路自体はクセがなくて走りやすくどんな戦法でも十分に力を発揮できる。
現在のスピードケイリンに向いた高速バンクとなっているが、やはりきついカントを利した捲りが決まりやすく、先行選手にはやや厳しいバンクとなっている。
今年1月の記念開催の決まり手を見てみると、全48レース(ブロックセブン1個レースを含む)のうち1着は逃げが7回、捲りが13回、差しが28回、2着は逃げが9回、捲りが10回、差しが12回、マークが17回となっている。
この数字だけを見ると直線が長いわりには先行選手がかなり健闘していように思えるが、先手ラインの選手が1着になったのは15回しかなく、やはり捲りのラインのほうが優勢だ。
まとめ
先行は高速バンクらしくカマシが有効で、最終ホーム手前から一気に仕掛け、後続を突き放したまま押し切るというパターンが多い。
まくりは400バンクの定石どおりに2角からの発進が決まりやすいが、展開次第では先行が緩むポイントを待って3角からカントを使って仕掛けると直線でよく伸びる。
追い込みもカントを使って惰力をつけ、直線で中に切り込んでいけばよく伸びる。
脚をためておけば5、6番手からでも頭に突き抜けることができるので、混戦模様のレースなら中割りの巧みな選手が狙い目となる。