東京オリンピックの代表として決定していたエイミー・キュアが引退
2020年6月19日、オーストラリア自転車競技連盟は東京オリンピックの代表として決定していたエイミー・キュアが引退すると発表した。
27歳のキュアは、トラック世界選手権通算3勝、国内選手権通算10勝を果たすなどオーストラリアを代表するトップ選手として活躍。
東京オリンピックのオーストラリア代表として選出されていた中での、突然の引退表明となった。
「新型コロナウイルスによる東京オリンピックの延期」が引退の理由と述べている。
エイミーキュア輝かしいキャリア
12歳で自転車競技と出会ったキュア。
2009年ジュニアトラック世界選手権個人パシュートで初優勝を果たし、翌年2010年には個人パシュートの世界記録更新を含む大会3冠を達成。
2011年からはエリートカテゴリーに上がり、2014年の世界選手権ではポイントレースで世界王者になる。
翌年にはチームパシュートでアルカンシェル獲得(世界王者)と共に世界記録を更新。
2018年コモンウェルスゲームスではスクラッチ及びチームパシュートで優勝。
2019年の世界選手権では個人パシュートでも優勝し、トラック中長距離種目の世界トップ選手として活躍してきた。
トラック世界選手権で獲得したメダル数は、ジュニア時代も含めると合計13個。
エイミーキュアのinstagram
今までもこれからも、私はサイクリングに感謝しています。沢山の価値ある事を教えてくれ、今の私を作ってくれました。規律を守り、忍耐強く、楽観的であることを学んできましたが、私が学んだ中で最も大きなことは、タフである事です。私は自分の競技人生の結果に満足しており、オーストラリアサイクリングチームは私に沢山の事を教えてくれました。友人達、そしてこれまで積むことが出来た経験に感謝しています。
10年間、自転車競技を第一優先にしてきましたが、これからは家族と友人を優先にしていきます」
東京オリンピック オーストラリアトラックチームメンバー
- 短距離
マシュー・グレーツァー(男子)
ネイサン・ハート(男子)
マシュー・リチャードソン(男子)
カーリー・マカラク(女子)
ステファニー・モートン(女子)
- 中・長距離
アシュリー・アンクディノフ(女子)
ジョージア・バーカー(女子)
エイミー・キュア(女子)
アネット・エドモンソン(女子)
メーブ・プルーフ(女子)
レイ・ハワード(男子)
キーランド・オブライエン(男子)
ルーカス・プラップ(男子)
アレックス・ポーター(男子)
サム・ウェルスフォード(男子)