G3平安賞競輪予想70回京都向日町,注目選手2020年9月3日~6日

G3平安賞競輪予想70回京都向日町,注目選手2020年9月3日~6日

今年の開設70周年記念の平安賞は、コロナウイルス感染防止のため、7車立9レースで行われる。

北日本からは、佐藤博紀選手など4名が出場
関東からは、平原康多選手の他にも、4月G3武雄で準決に進出した小林大介選手が平原や森田をサポートするか注目したい。
南関東からは大石剣士選手の他6名が出場する。
中部の主軸となるのは、近藤龍徳選手だ。機動力型に追い込み選手とバランスの良い布陣となった中部勢。他8名が出場する。

注目選手:G3平安賞70回京都向日町場

  • 平原康多選手
    縦横無尽の攻め脚
    自力勝負はもち論、番手戦も見事にこなす縦横無尽な攻めでグレードレースでも大活躍。
    7年連続でSS班の座を務める競輪界を代表するオールラウンダーなだけに、今開催も地元近畿勢にとっては最大のライバルと言えるだろう。
  • 山田英明選手
    インパクト抜群
    タテ、ヨコ活発な攻めで2月GI全日本選抜で決勝3着と好走。その後失格も重なるが立て直して6月FI佐世保、7月FI広島では先行、捲りを使い分け他を寄せつけぬ力強い走りで完全Vとインパクトある走りを披露した。
  • 村上博幸選手
    熟練のテクニシャン
    今年はVこそ遠ざかっているが、ラインを大切にし自力選手からの信頼も厚く、マーク捌きや的確なコース取りなど熟練のテクニックを駆使し、SS班の1人としての責任感を持ち戦い抜く近畿のマーク巧者。
  • 村上義弘選手
    闘志と気迫で闘い抜く
    衰え知らずの闘志と気迫溢れるレーススタイルで、グレードレースを始め第一線で戦い抜くカリスマレーサー。3月当所FⅠ決勝でも地元戦のプレッシャーにも負けずVを飾りファンの期待と人気に応えて見せた。
  • 稲垣裕之選手
    地元記念制覇へ
    16年、17年にはSS班の座も務めた地元の実力者。近況は番手戦も増えたが常に高みを目指し努力を重ね、6月GI高松宮記念杯で決勝進出と存在感を示しており、16年以来の地元記念制覇へ向け全身全霊を傾ける。
  • 三谷竜生選手
    攻撃的なレース展開
    SS班の座は明け渡してしまったが、攻撃的なレースで2月GI全日本選抜で決勝進出し4月FI奈良でVを奪取、その後開催中止によるブランクの影響かやや精彩を欠いているが、レース感覚を取り戻せばV候補の一人と言えよう。
  • 寺崎浩平選手
    スーパールーキー
    117期早期卒業生で1月にデビューするや3月名古屋で9連勝を決めS級へ特進。4月FI小田原決勝ではマークした村上義弘を振り切って競輪界史上最速記録となるデビューから僅か79日でのS級初Vを達成した近畿地区の大器。

G3平安賞出場選手一覧

出場選手
SS埼玉/SSSS/両 平原康多選手
SS京都/SSSS/追 村上博幸選手
S1宮城/S1S1/追 竹内智彦選手
S1宮城/S1S1/追 大槻寛徳選手
S1群馬/S1S1/追 小林大介選手
S1埼玉/S2S1/逃 森田優弥選手
S1千葉/S2S1/逃 鈴木裕(追加)選手
S1神奈川/S1S1/両 桐山敬太郎選手
S1愛知/S1S1/逃 高橋和也選手
S1石川/S1S1/追 北野武史選手
S1京都/S1S1/両 村上義弘選手
S1京都/S2S1/両 畑段嵐士(追加)選手
S1奈良/S1S1/両 三谷竜生選手
S1和歌山/S1S1/逃 稲毛健太選手
S1岡山/S1S1/逃 取鳥雄吾選手
S1広島/S2S1/追 池田良選手
S1徳島/S1S1/追 室井健一選手
S1徳島/S2S1/追 高原仁志選手
S1愛媛/S1S1/追 橋本強選手
S1佐賀/S1S1/両 山田英明選手
S1熊本/S1S1/両 松岡貴久(追加)選手
S2岩手/S1S2/逃 佐藤博紀選手
S2秋田/S2S2/追 坂本毅選手
S2群馬/S2S2/追 田村真広選手
S2群馬/A1S2/追 宮内善光(追加)選手
S2埼玉/S2S2/両 阿部大樹選手
S2千葉/A1S2/逃 田頭寛之選手
S2神奈川/S1S2/追 白戸淳太郎選手
S2静岡/S2S2/追 飯尾主税選手
S2静岡/S2S2/逃 大石剣士選手
S2愛知/S1S2/追 近藤龍徳選手
S2岐阜/A1S2/追 竹田和幸選手
S2岐阜/S2S2/逃 松岡篤哉選手
S2三重/S2S2/両 西村光太選手
S2三重/S2S2/逃 皿屋豊選手
S2石川/S2S2/追 有賀高士選手
S2福井/S2S2/逃 寺崎浩平選手
S2滋賀/S2S2/追 中井護選手
S2京都/S2S2/両 西谷岳文選手
S2奈良/S2S2/逃 元砂勇雪選手
S2和歌山/A1S2/追 布居寛幸選手
S2和歌山/S1S2/追 西岡正一(追加)選手
S2大阪/S2S2/両 酒井拳蔵選手
S2兵庫/A1S2/追 篠塚光一選手
S2兵庫/A1S2/両 市村昌樹選手
S2岡山/S2S2/追 土井勲選手
S2岡山/A1S2/逃 滝本泰行選手
S2広島/S2S2/追 石田洋秀選手
S2広島/S2S2/追 前反祐一郎選手
S2広島/S2S2/逃 才迫開選手
S2徳島/A1S2/両 大久保直也選手
S2徳島/S2S2/追 久米良選手
S2高知/S2S2/追 吉松直人選手
S2高知/S2S2/逃 宗崎世連選手
S2愛媛/S2S2/逃 門田凌選手
S2福岡/S2S2/追 紫原政文選手
S2福岡/S2S2/追 中村良二選手
S2福岡/S2S2/両 小川賢人選手
S2佐賀/A1S2/両 佐々木翔一選手
S2熊本/S2S2/追 中村健志選手
S2熊本/S2S2/逃 森山智徳選手
S2熊本/A2S2/逃 上野優太選手
S2熊本/S2S2/逃 曽我圭佑選手

向日町競輪場のバンク情報

電車・バスのご案内 阪急・東向日駅の西改札口を出て線路沿いに無料バス発着所あり(競輪場まで約5分)。またJR向日町駅の改札出てすぐ前から無料バス(約8分)
駐車場 隣接無料駐車場1,200台

向日町競輪場の施設紹介

向日町競輪場は開設された時は自治体名が「向日町」であったことから向日町競輪場という名称となった。
記念競輪 (GIII) として『平安賞』が行われており、GI は1987年に全日本選抜競輪、GII は2003年にふるさとダービーが、2007年に共同通信社杯競輪が、それぞれ行われた。

向日町競輪場のバンク・コース特徴

見なし直線距離 47.3m
センター部路面傾斜 30°29′7″
直線部路面傾斜 3°26′1″
ホーム幅員 10.3m
バック幅員 9.3m
センター幅員 7.6m

向日町競輪場は400mを使用している。
やや直線が短めにできており、奈良競輪場程ではないものの、すり鉢状のバンクである。そのため僅かながら捲り選手が有利で、三番手の選手が不利な展開が多い

向日町競輪場決まり手

1着決まり手:【逃げ25%】・【擦り31%】・【差し44%】
2着決まり手:【逃げ19%】・【擦り19%】・【差し29%】・【マーク33%】

向日町競輪場まとめ

向日町競輪場の2018年時点では、1日あたりの入場者数は、場外車券発売日で約1,000人、本場開催日でも最盛期(6,800人)には遠く及ばない2,000人以下にまで落ち込んでいる。
そのため、インバウンド外国人観光客を呼び込むため、日本の文化やレジャーに関心が高くリピーターも多いとされる台湾人への㏚活動を開始した。
関西空港などに「1960〜70年代の日本の雰囲気が残る珍しい場所」と記した現地語の無料の観光案内冊子を置いて、施設の老朽化を逆手に取った戦略を打ち出している
今後、古き良き競輪場として若年層も増えていきそうである。