106期石井貴子選手とは?
石井 貴子選手(いしい たかこ、1990年2月17日 – )は、岐阜県美濃加茂市出身の女子競輪選手。
日本競輪学校第106期生。
選手登録地は千葉県。
師匠は 篠田宗克選手(65期生)
- 生年月日 1969/04/16
- 年齢51歳
- 登録番号012190
- 期別 65期
- 級班A級2班
- 級班所属日2020/01/01 A級2班
級班の履歴情報
A級2班 2020/01/01
A級1班 2017/07/01
S級2班 2017/01/01
106期石井貴子選手の経歴
両親がアルペンスキーの愛好家だった影響を受け、幼少時からスキーの大会に出場するなどの経験を積んだ。美濃加茂高等学校時代、2007年に行われた全国高等学校選抜スキー大会の大回転で2位に入った。その後、ヨーロッパ留学を目指すも怪我の影響で断念し、早稲田大学に進学。しかし、大学時代はこれといった実績を挙げられなかった。
大学卒業後はOLとなり、長らく続けて来たスキーから決別した。
しかし、幼少の頃からスポーツを続けて来たこともあり、OL生活に馴染めないでいたところ、電車の『ガールズケイリン選手募集』という中吊り広告を見て即座に決意。その後、大学時代に行っていたウェイトトレーニングのトレーナーのつてを辿ったところ、競輪選手の篠田宗克選手がいたことを受け、篠田に師事することになった。
2012年12月20日、競輪学校第106回技能試験に合格し、2013年5月に競輪学校に入校。
同期生の中で、自身を含めた他生徒を凌ぐタイムトライアルでの実績を誇る小林優香とともに、通常の競輪競走における訓練とは別に、オリンピック種目である、チームスプリントを行うよう勧められ、同年10月に立川競輪場で行われた第68回国民体育大会のエキシビションレースに出場。そこで、400m周長の日本記録を更新する56秒333をマークした。
これを受け、小林とともに日本自転車競技連盟からトラックレース短距離女子エリート強化指定選手として指定され、日本ナショナルチーム入り。その後、競輪学校の生徒としては異例の、2014年2月下旬に行われたトラックレース世界選手権出場を果たした。その後、同年3月26日に平塚競輪場で行われた卒業記念レース決勝戦で、2位の高木真備、3位の小林らを破って完全優勝。同校の在校競走成績は3位(31勝)だった。
2014年5月14日、西武園競輪場で、ガールズケイリンのデビュー戦を迎え、2着の小林莉子以下に大差勝ち。2日後の16日の決勝戦では、山原さくららを破って完全優勝を果たした。その後も連勝を続け、同年7月18日の川崎競輪場で、荒牧聖未の2着に敗れるまで、9連勝を記録した。また、同年開催のアジア自転車競技選手権大会ではチームスプリントで3位に入った。なお、現在はエリート強化指定からは外れており、ガールズケイリンに専念している。
2015年9月20日、地元松戸競輪場で行われたガールズケイリンコレクション松戸ステージにて、断然人気だった小林優香を破って特別競走初優勝を果たした。同年は獲得賞金上位で年末のガールズグランプリ2015に初選出されるも失格。
2017年3月20日、高松競輪場で行われたガールズケイリンコレクション高松ステージにて、先行した児玉碧衣をマークしゴール前で交わしコレクション2回目のタイトルを獲得。
2018年5月3日、平塚競輪場で行われたガールズケイリンコレクション平塚ステージにて、ゴール前で児玉碧衣を交わしコレクション3回目のタイトルを獲得、表彰式ではシャンパンファイトとともにシャンパンのラッパ飲みをしてみせた。同年は獲得賞金上位でガールズグランプリ2018でグランプリ3年ぶりの出場を決め、優勝した児玉碧衣を追走し2着となった。
2019年7月15日、別府競輪場で行われた第6回ガールズケイリンフェスティバル決勝戦にて、最終バックストレッチから3コーナーのあたりで番手捲りを仕掛け、ガールズケイリンフェスティバル初制覇。同年末のガールズグランプリ2019では、優勝した児玉碧衣に続いて2年連続2着となっている。
106期石井貴子選手のプライベート
- 温泉が大好き
温泉も小さい頃から大好きという石井貴子選手
スキー場には、温泉のあるところも多くて、合宿や試合で各地へ行っていたので、雪の降る地域の温泉はけっこう網羅したというほどである。
競輪選手になってからは、レースに合わせて、別府や道後など、西日本の温泉にも行けるようになってうれしいようである。
最近、「ここが超ヤバい!ナンバーワン!」っていう温泉に出会ったというのが島根県の「玉造温泉」
ここのお湯がまさに「あったかい化粧水」
「こんな肌になるの?!」っていうくらい、かつてないスベスベのお肌になって感動したそうである。
温泉は、景観、温泉街の雰囲気、お湯の質などの総合評価だが、玉造温泉はお湯だけで100点満点とかたるほどである。
石井貴子選手の男性のタイプ
- 1人の時間も大切にできる男性
男性は、どちらかというと年上の方が好きという石井貴子選手
自分のことをきちんと自分でできて、1人でいる時間も大事にしている人がタイプだという。
「あんまり構われすぎるのは面倒」と感じちゃうタイプのようで手はかからないと語っていた。
106期石井貴子選手の主な獲得タイトルと記録
特別競輪優勝歴
ガールズケイリンフェスティバル 2019/07/13 別府
ガールズケイリンコレクション 2018/05/03 平塚
特別競輪出走履歴
ガールズケイリンコレクション 2020/03/29
ガールズグランプリ 2019/12/28
ガールズドリームレース 2019/08/17
ガールズケイリンフェスティバル 2019/07/13
ガールズケイリンコレクション 2019/03/24
ガールズグランプリ 2018/12/28
ガールズドリームレース 2018/08/18
ガールズケイリンフェスティバル 2018/07/14
ガールズケイリンコレクション 2018/05/03
ガールズドリームレース 2017/08/14
ガールズケイリンフェスティバル 2017/07/15
ガールズケイリンコレクション 2017/05/04
106期石井貴子選手の獲得賞金
- 児玉 碧衣選手 1694万0000円
- 石井 寛子選手 1649万4000円
- 石井 貴子選手(106期) 1436万0000円
- 佐藤 水菜選手 1328万9100円
- 梅川 風子選手 1269万2000円
- 小林 莉子選手 1169万5100円
- 奥井 迪選手 1161万2000
- 尾崎 睦選手 1146万1300円
- 梶田 舞選手 1067万1100円
- 山原さくら選手 1045万8100円
106期石井貴子選手の出場予定レース
- 静岡 G1日本選手権競輪 05/05~05/10
- 川崎 F1 05/18~05/20
- 向日町 F1 05/25~05/27
106期石井貴子選手の目標
女王の座につくこと
目標は『ガールズグランプリ』で1着になること。
2018年の2着がすごく悔しかったので、「この舞台で勝ちたい」と強く思ってやってきているという。
この目標を達成するためにどうしたらいいかを、日々考えながら走っているようである。