競輪コロナウイルスへの対応,状況の変化など!無観客,中止,7車立て

競輪コロナへの対応,状況の変化

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2020年2月26日より無観客試合や車検の販売・払戻の中止等の対策を行ってきた競輪。
競輪場や場外車券売場で車券を買うことができなくなったことで、車券購入の手段はインターネットと電話のみに。

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4月2日から高知競輪場で行われた『よさこい賞争覇戦(GⅢ)』の売り上げは前年度比40%の結果となった。
相次ぐレースの開催中止
購入手段が制限されただけでなく、一部のレースには中止の措置も。4月〜5月中にはグレードレース4開催が中止となり、そこにはGⅠレースの『日本選手権競輪(競輪ダービー)』も含まれていた。2019年度の『日本選手権競輪』の売り上げは135億8168万5600円。
『日本選手権競輪』は例年年間トップの売り上げを算出するレースだったため、この中止は競輪業界にとって大きな痛手となった。一方で、明るい話題も。
4月〜5月に開催されたミッドナイト競輪では続々と売り上げ記録が更新されていた。4月29日から開催された小倉ミッドナイト競輪では、11億9904万9900円の売り上げを達成。
もともとインターネットのみで車券販売が行われていたミッドナイト競輪がコロナ禍において強さを見せた

5月末から車券販売・払戻の再開や観客有りでのレースなどが段階的に再開された一方、地区内あっせん(選手の移動による感染拡大を防ぐため、近隣地域の選手のみでレースを行う)という新たな対策も講じられる。

そんな中で開催された『水戸黄門賞(GⅢ)』は50億2313万9400円を売り上げ、売り上げ前年度比114%を達成。

6月27日から取手競輪場で開催された地区内あっせん対象のレースで、北日本・関東・南関東の強豪たちが競い合った。
無観客開催で行われたにもかかわらず、売り上げ前年度比114%を達成。なお、この開催日程の直前・6月26日時点で茨城県内の2箇所を含む全国70箇所以上の場外車券売り場が再開していた。
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7月2日から小松島競輪場で開催された『阿波おどり杯争覇戦(GⅢ)』は初の7車立て9R制で行われたGⅢレースで、売り上げ41億3819万6300円、前年度比84%となった。
前年度超えとはならなかったものの、1日12レースから9レースになったことにより、昨年より12レース少ない開催でこの数字を出したことになる。

サマーナイトフェスティバル 前年度比131%達成
そして7月10日からいわき平競輪場で開催された『サマーナイトフェスティバル(GⅡ)』。
これは福島県内在住・事前抽選の当選者のみを対象とした観客有りの開催となった。

本場で車券を購入できた人数は限られていたにもかかわらず、57億4570万8300円の売り上げを記録。
この数字は対前年度比131%となる。

様々な要因が絡み合った上での売り上げだと考えられるが、今後の売り上げ回復に希望を持たせてくれる結果となった。

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