郡司浩平競輪祭初V‼ケイリングランプリ2020へ‼G1競輪祭最終日結果‼

郡司浩平競輪祭初V‼ケイリングランプリ2020へ‼G1競輪祭最終日結果‼

競輪祭

ライターのJEY
第62回朝日新聞社杯競輪祭G1は今年最後のG1レースでした!
決勝を制したのは郡司浩平選手!!最終日の結果を見てみよう!

12Rレース 競輪祭初V郡司浩平

競輪祭郡司浩平

号砲と共に新田祐大、古性優作、平原康多の3名が勢いよく飛び出したが単騎の新田が正攻法に構える。関東勢は鈴木庸之を先頭に2番手の位置に構え、古性と稲川翔の大阪勢が5、6番手。南関勢が後ろ攻めとなって隊列は落ち着く。赤板で鈴木が新田との車間を空け始めると、古性が先に前へと踏み込み赤板過ぎに先頭に立つ。松井が後方から一気に叩きに出ると和田健太郎が離れてしまい郡司浩平と2車に。後方から巻き返してきた鈴木であったが車は進まず古性の外で止まる。松井の余力を判断した郡司が最終2コーナーから自力に転じてまくってG1初タイトルを手に。
「すごい嬉しいですし、ほっともしましたし、引き締まる気持ちもあって複雑な感じですね。どこからいくのかピリピリしていましたけど、あいつのペースで踏み上げていって出切ってからは安心していました。ヨコに振るのかタテに踏むのか迷いもありましたけど2コーナーで立ち上げていけたのが良かったのかなって。正直、後ろに誰がいるのかわからなかったですけど、和田さんがいると信じて踏みました」
郡司と同様に最終2コーナーから自力に転じてまくり上げた平原康多が1/2車輪さまで詰め寄るも2着。
「古性に先に切られてしまって厳しくなりましたよね。チャンスだったんですけど、もう一杯でした、ずっと外併走で苦しかった。古性を超えて、郡司まで見えたけど一杯だった。でも今の力を全て出し切れたと思うので悔いはないです。本当に郡司が強かったんで」

1レース 今後も可能性を秘めた走り寺﨑浩平

競輪祭寺﨑浩平

山中秀将が後ろ攻めから駆けて中本匠栄が中団に追い上げる。正攻法の構えから引いて態勢を整えた寺崎浩平は7番手で構える。最終バック中団から先まくりを狙った中本であったが武藤龍生にブロックされれる。後方からまくり上げた寺崎は前団の煽りを乗り越えて直線で突き抜けた。
 「押さえに来るタイミングが遅かったので突っ張る気持ちもあったんですけど、中途半端に踏んでしまって下げるのも遅れてしまいました。後方になって煽りもありましたけど届く自信はありました。でも自分だけになってしまったので失敗ですね。もう少し組み立てや走り方をを考えないと」
山中をリードした武藤が抜け出して2着に入線。
「中本さんはなんとか止められましたけど、その外は厳しかったですね。でもセッティングをいじっている中で、昨日から感じが良くなって戦えるなって。負けて悔しかったけどまた頑張ります」

9レース 子弟コンビでワンツーフィニッシュ深谷知広

競輪祭深谷

取鳥雄吾が後ろ攻めから押さえて赤板過ぎに先行態勢に入る。受けて立つ深谷知広は車をスッと下げて8番手で態勢を整えると車を外に持ち出し巻き返しを狙う。中団の山崎芳仁が踏み遅れていることを確認すると冷静に5番手に入って残り一周。3番手の位置を確保していた山田庸平がまくり出ると取鳥の番手っから岩津裕介が合わせて踏み込む。冷静に戦況を見極めていた深谷は3コーナーからまくって快勝。
 「本当に嬉しいですね。形はどうあれ2人で決めたかった。着もそうですけど昨日がああいうレースになってしまったので何でもいいから思い切りいきたかった」
師匠の金子貴志がぴったりと続いてワンツー決着。
「深谷が落ち着いていましたね、ジャンで行ってしまうかとおもいましたけど。バックからの加速が凄かったですね。あれを差せていたら自力で戦っていますよ(苦笑)」

11レース アシスト受け逃げ切る新山響平

競輪祭新山

後ろから押さえて打鐘手前の2コーナーから先頭に新山響平が先行態勢に持ち込むと、後方からカマシを狙った和田真久留の仕掛けに合わせてピッチを上げてレースを支配。4番手の位置へと降りた和田は態勢を整えて最終2コーナーからまくり上げたが佐藤慎太郎が好ブロック。援護を受けた新山がそのまま力強く押し切った。
 「(赤板過ぎに)以外に稲垣さんに踏まれましたけど前に出て真久留さんがきたのが見えてしっかり踏みました。中団に入ったのがわかったのでペースに入れて回しながら慎太郎さんのヨコまで来たら踏み直そうと。全面的に信頼しているので。今日はギアを3.93を初めて使ったけど感触が良かった」
佐藤慎は和田のまくりを止め切るも差し込めず2着まで。
「響平も強かったけど、抜くタイミングを計っているときに真久留がきて止めたらタイミングがずれて差し込んだ。響平の後ろはなんか苦しいね。ワンツースリーだったから良かったけどさ。差せなかった」
ライターのJEY
初日脇本選手の落車、準決勝松浦選手の失格など波乱が多かった今回のG1競輪祭。決勝は郡司浩平選手が競輪祭初Vとなり、ケイリングランプリ2020に期待できる走りで幕を閉じました!残すビッグレースは年末に開催されるケイリングランプリ2020!今から楽しみですね!