中川誠一郎競輪選手を過去の経歴から現在に至るまで徹底分析!!

中川誠一郎選手のプロフィール

生年月日 級班所属日
1979/06/07 2017/12/27
今期得点 次期級班
115.62 S級S班
脚質 性別

身長・体重・体力等

星座 九星 血液型
双子座 三碧 AB
身長 体重 胸囲
174.0cm 78.0kg 101.0cm
太股 背筋力 肺活量
62.0cm 200.0kg 5040cc
競輪プレス

2019年はG1で2Vを達成し、2度目のKEIRINグランプリの出場権を得た。

この選手はとにかく『気持ちが良い人』という言葉が一番似合う選手である。
素晴らしい人間性の持ち主であり、実力も折り紙付き!!

そんな、とても謙虚な中川選手のプライベートから強さの秘訣まで分析していこう。

中川誠一郎選手の縁故選手

  • 瀬口 慶一郎選手(従兄77期)
  • 中川 諒子選手(妹102期)
  • 瀬口 孝一郎選手(叔父23期・引退)
  • 吉成 晃一選手(義弟92期)
  • 吉成 貴博選手(義弟97期)
競輪プレス
競輪家系と言っていいほどに、親戚までも競輪選手が多く在籍している。
その中でも1番の実力者が中川誠一郎選手である。

中川誠一郎選手の友人,練習仲間

  • 田川辰二選手(熊本・72期)
  • 對馬太陽選手(神奈川・85期)
  • 高木竜司選手(熊本・82期)
  • 山田和巧選手(神奈川・87期)

中川誠一郎選手の師匠

  • 瀬口慶一郎選手(熊本・77期)

1996年にデビューし、翌年の競輪祭では、新人王になった選手である。
中川誠一郎選手の3つ上の選手で、競輪歴でいえば4期上の先輩である。

中川誠一郎選手の年収,賞金額

  • 2016年獲得賞金ランキング6位:92,338,000円
  • 2017年獲得賞金ランキング40位:31,350,000円
  • 2018年獲得賞金ランキング18位:42,251,000円
  • 2019年獲得賞金ランキング4位:95,367,000円
競輪プレス
40歳にしていまだ衰えず最前線で成績を伸ばしている中川誠一郎選手のプライベートにも、目を向けてみよう!!

中川誠一郎選手のプライベート

3000冊の漫画とゲームの舞台巡礼

マンガを読むのが大好きで、いまでは3,000冊くらい保有している。
壁いっぱいに単行本を置いて、“マン喫”風にするのが目標だったと語っている。

週刊少年ジャンプを小学生から愛読していて、いまでも毎週買って読んでいるほどで、毎週月曜日が楽しみで遠征先でも購入している。

最近の連載では、バレーボールマンガ、「ハイキュー!!」にハマっているそうで、暑苦しい青春系のマンガが好き。

また、ゲームも好きでも知られている。
なかでも特に、「龍が如く」シリーズの大ファン!

全作をプレイしているほどのマニアで、“オトコの中のオトコ的なアツさ”が、なんかもう、かっこよすぎるそうです。
アツさをオモテに出せるタイプじゃないが、そういうオトコに憧れている中川選手である。

競輪プレス

3000冊の漫画にもおどろかされるが、ゲームが好きで舞台巡礼までいく人はなかなか少ないだろう!!

どれだけ好きかというのがまじまじと伝わるエピソードである。

中川誠一郎選手の競輪を目指したきっかけ

中学と高校はバスケットボールをやっていて、その理由もマンガ「スラムダンク」への憧れから。

スポーツの勉強がしたい!と思い大学受験したのだが、まさかの全大学不合格

そんなときに競輪選手だった叔父(瀬口孝一郎さん)に、
「そんなにスポーツに携わりたいなら、(今からでも目指せる)競輪、やってみたら?」と言われて、自転車に乗り始める。

競輪プレス

初めから英才教育で競輪を小さい頃から目指していた訳ではなかったことに驚きである。

今の成績を見ると血は受け継がれていると感じさせる。

競輪学校(現:日本競輪選手養成所)には、2回目の受験で合格した。

競輪選手になってからは、デビュー戦で完全優勝、3年連続でヤンググランプリにも出場して、自転車競技のナショナルチームにも選ばれるほど、若手の頃から頭角を表していた。

中川誠一郎選手の初勝利/初優勝

年月日 競輪場 成績
B級
初勝利 2000/08/15 熊本 1.1.1
初優勝 2000/08/17 熊本 1.1.1
A級
初勝利 2000/09/23 久留米 1.3.7
初優勝 2000/12/04 広島 1.2.1
S級
初勝利 2001/08/04 小田原 1.7.7
初優勝 2001/10/29 青森 3.2.1
特別競輪
初勝利 2003/03/21 平塚 9.5.1.9
初優勝 2016/05/05 静岡 2.2.2.1
競輪プレス
デビューから16年を経て、2016年日本選手権競輪で初の特別競輪優勝を飾った。

中川誠一郎選手の自転車競技での戦績

  • 2004年
    全日本プロ選手権自転車競技大会(以下、全プロ)・1kmTT 優勝
  • 2007年 – 2009年
    全プロ・1kmTT 準優勝
  • 2011年
    全日本自転車競技選手権大会(以下、全日本選手権)1kmTT 優勝
    チームスプリント(+ 新田祐大、渡邉一成) 優勝
  • 2012年
    トラックレース世界選手権・チームスプリントに、雨谷一樹、渡邉一成とともに出場、いずれも日本新記録樹立
    ロンドンオリンピックチームスプリント(+ 新田祐大、渡邉一成)8位
    スプリント9位
  • 2013年
    世界選手権に出場
    全プロ・スプリント 優勝
    全日本選手権・1㎞TT 優勝
  • 2014年
    世界選手権に出場
    全プロ・スプリント 優勝(2連覇)
    アジア自転車競技選手権大会・チームスプリント(+ 新田祐大、渡邉一成)3位
    アジア競技大会
    個人スプリント 優勝
    チームスプリント 3位
  • 2015年
    全プロ・スプリント (3連覇)
  • 2016年
    全プロ・スプリント 優勝(4連覇)
    リオデジャネイロオリンピック出場
  • 2018年
    全プロ・スプリント 優勝
  • 2019年
    2019日本パラサイクリング選手権・1㎞TT 男子B(パイロット)準優勝

中川誠一郎選手のバンクレコード

  • 2014年9月13日
    前橋競輪場8.8秒
  • 2018年6月28日
    宇都宮競輪場13.1秒

中川誠一郎選手の今後の出走予定

  • 2019年12月28日〜30日
    立川競輪:グランプリ
  • 2020年1月16日〜19日
    大宮G3:東日本発祥倉茂記念杯
  • 2020年1月30日〜2月2日
    高松G3:玉藻杯争覇戦
競輪プレス

2019年競輪最高峰のエリート集団S級S班となった中川誠一郎選手はこれからが選手としても伸びていきそうな勢いである。

2020年に期待ができそうである!!

 

中川誠一郎選手の今後の目標

競輪選手になりたて頃は、
「KEIRINグランプリに出場すること」
「オリンピックに出場すること」が目標だったが、
2012年ロンドンオリンピック、2016年リオデジャネイロオリンピックなど、どちらもかなえてしまった中川選手。

さらに、ホームバンク がある熊本地震によって開催できなくなってしまったことなど、モチベーションの上がらない時期もあったそう。

しかし、

競輪人生も長くないと思うので、いまを楽しむしかない」って思って2019年を駆け抜けた。

獲得賞金ランキングを見ても一目瞭然。
2017年, 2018年と大きく賞金額を減らしているが今年は、2度のG1優勝もあったり、賞金ランキング4位と直近で最高額を叩き出している。

熊本地震の被害で休止となっている、ホームバンクの熊本競輪場で、もう一度走ってこその復興だと言い続けているので、それまではトップのレベルを維持したいと語っている。

競輪プレス

「競輪人生も長くないと思うので、いまを楽しむしかない」と、40歳を迎えて素直に思える人は少ないだろう。

こう言ったところに中川選手の若さと強さが現れている。