玉野競輪がリゾート化する!?チャリロトが20億かけてカジノに対抗!

玉野競輪場が2022年にリゾート化予定

株式会社チャリ・ロトが玉野競輪場再編整備事業の予定業者として選定された。

玉野市より『玉野競輪場再編整備事業』における事業予定者として選定された。
当該事業におけるコンソーシアム代表企業として、メインスタンドの建替など事業全体の管理と競輪場包括運営を担い。
さらに業界初となる競輪場に併設するホテルの建設、及び運営を付帯事業として計画しているようである。

メインスタンド、及び選手宿舎兼ホテルのグランドオープンは2022年3月の予定

玉野市が計画する玉野競輪場(同市築港)の建て替え事業で、競輪場としては全国で初めてホテルが併設されることが分かった。同競輪場に近接する宇野港は、現代アートで世界的に注目を集める瀬戸内海の島々へ向かう観光客の発着港で、訪日客らの宿泊需要を取り込む狙い。
新競輪場の包括委託事業者には同日、スマートフォン向けゲーム大手・ミクシィの子会社のチャリ・ロト(東京)が内定。
ホテルは、建て替え事業に伴って同社が自己資金20億円以上を投じて整備する。市から借り上げた競輪場南側の土地に建設し、8階建てで100室余りにする計画。選手宿舎を兼ね、2022年のオープンを目指す。
経営は、建築家の安藤忠雄氏が手掛けた高級ホテル「瀬戸内リトリート青凪」(松山市)などを運営する「温故知新」(東京)にチャリ・ロトが委託。
瀬戸内海に面する立地を生かしたオーシャンビューを売りにさらに客室の前にはバンク(競走路)があるため、居ながらに白熱のレースを観戦できるという。チャリ・ロトは「宇野港周辺エリアは国内外から訪れる観光客でにぎわっており、競輪以外の需要も見込める」としている。
新競輪場は20年度から段階的に整備し、夏ごろからメインスタンドなどを解体する。設計から建設、完成後の運営までをチャリ・ロトが担うDBO(デザイン・ビルド・オペレート)方式で、初期費用の約20億円は市が負担する。yahooニュースより引用
競輪プレス

ホテルからのオーシャンビューと競輪場がみれるという今までに無かった新しい試みはファンとして楽しみである。

旅行

チャリロトの玉野競輪の構想とは

「新たな競輪観戦のスタイルを提案」

ホテルには各部屋にテラスを設け、昨今、観光資源として注目を集めている瀬戸内海の景観を楽しめると共に、競輪開催時には客室でくつろぎながらレース観戦ができるという新たな競輪観戦スタイルを提案します。
また、ホテルはレース開催時には選手宿舎として利用することで、競輪場運営とホテル運営の効率化を実現し、シナジーを発揮していきます。
メインスタンドには競輪場にご来場いただいたお客様だけでなく、ホテル宿泊客や近隣の方々にもお楽しみいただける本格的なビュッフェレストランを設ける計画です。

「地方創生、地方活性化の拠点に」

グランドオープン後は競輪場施設全体をコンパクトにまとめることで、運営自体もコンパクト化できると考えており、キャッシュレス端末の導入など競輪新時代にマッチした競輪場として生まれ変わります。
加えて、地元の方々が集えるような盆踊り大会や花火大会を開催し、地元に開かれた、かつ観光スポットとして多くの市外・県外の観光客を呼び込める場所にしていきます。
この他にパラ競技や瀬戸内海を活かしたトライアスロン大会、学校の部活動合宿などで利用できるスポーツ拠点としても多くの人が集まる場にすることで、地方創生・地方活性化の一翼を担っていければと、考えております。

これらの事業を通して、長期的観点で玉野競輪場、並びに玉野市に直接的・間接的貢献ができるようにしていく所存ですので、今後、当コンソーシアム、及び株式会社チャリ・ロトをご愛顧の程、お願い致します。

競輪プレス

以上が、公式のチャリロトからの発表であった。

今現在の玉野競輪場から2年でかなり変化しそうである。
2020年の夏ごろからの順次始まるようなのでそれまでに一度いってみたいものである。

玉野競輪場のアクセス・基礎情報

  • クルマでのアクセス
    児島ICより30分
  • 無料駐車場 2,200台
  • 電車でのアクセス
    JR宇野駅より徒歩15分
  • バスでのアクセス
    宇野駅より無料バスで5分

玉野競輪場の施設紹介

玉野競輪場は1950年に開設された。
記念競輪GIII)として「瀬戸の王子杯争奪戦」が開催され、近年は3月に行われることが多い。
過去には2000年12月にはふるさとダービーが、2005年2月には西王座戦が、2010年には東西王座戦がそれぞれ開催された。

入場料 一般入場料無料
施設案内 総収容人員 15,069人
メインスタンド:特別観覧席756人,1階イス席750人
第1・2コーナースタンド:2階観覧席333人,1階イス席688人
第3・4コーナースタンド:イス席2,562人
ロイヤルルーム25人
その他立見席9,955人

玉野競輪場のイベント

玉野競輪場では、定期的にファンサービスが開催されており、豪華景品の他にも先着で3連単車券をプレゼントなど趣向を凝らしたイベントが企画されている。
ガールズケイリン開催の際には、その開催以前からプレゼント企画などの多くの催しがある。
マスコットはユニークな顔の競輪選手をイメージした「ガッツ玉ちゃん」、
それにちなんで「ガッツ玉ちゃん杯」が開催されている。
また、岡山県におとぎ話「桃太郎」の伝説が伝わっていることにちなんで、「桃太郎杯」が開催されている。

玉野競輪場のバンク・コース特徴

見なし直線距離 54.8m
センター部路面傾斜 31°30′25″
直線部路面傾斜 2°51′44″
ホーム幅員 10.0m
バック幅員 10.0m
センター幅員 7.5m

玉野競輪場は、全国で唯一の一周400mのバンク。
直線が短い訳でもなく、カント(走路の傾斜)が然程きつい訳でもないのでクセがない。そのためどの戦法でも戦いやすく、力勝負のレースが多い

玉野競輪場決まり手

1着決まり手:【逃げ25%】・【擦り35%】・【差し40%】
2着決まり手:【逃げ13%】・【擦り16%】・【差し30%】・【マーク41%】
主な開催レースとしては、

  • 瀬戸の王子杯争奪戦
  • 全日本選抜競輪
  • 東西王座戦

玉野競輪場 地元選手

S級1班 三宅 伸選手 (64期)
S級1班 三宅 達也選手 (79期)
S級1班 友定 祐己選手 (82期)
S級1班 筒井 敦史選手 (85期)
ガールズ
 三宅 玲奈選手 (108期)

 

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直近では2020年2月23日からデイリースポーツ杯&本田晴美杯が開催され地元のS1選手も出場する。