豊橋競輪F2障害者支援全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪

豊橋F2優勝戦,障害者支援全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪

【12R=スーパープロピスト賞レース】

朝から断続的に降り続いていた雨も全プロ記念メインレースまでには上がる。
走路も乾き、バンクコンディションも回復した。

  • 1/浅井康太選手(S1・三重90期)
  • 2/清水裕友選手(SS・山口105期)
  • 3/平原康多選手(SS・埼玉87期)
  • 4/坂口晃輔選手(S1・三重95期)
  • 5/諸橋 愛選手(S1・新潟79期)
  • 6/菅田壱道選手(S1・宮城91期)
  • 7/松浦悠士選手(SS・広島98期)
  • 8/木暮安由選手(S1・群馬92期)
  • 9/村上博幸選手(SS・京都86期)

号砲一発、浅井、諸橋、松浦が積極的に前を取りにいく。

結局、浅井が内枠を活かして、浅井ー坂口の三重2車が前受け。
中国2車が続き、その後ろには単騎の村上、関東3車、単騎の菅田と、並びは整った。
14・27・9・358・6の細切れ戦で周回を重ねる。

青板2センターから徐々に平原が踏み上げる。
そして、赤板突入と共に浅井を押さえる。
関東3車の動きに乗った菅田が4番手の位置を確保。

打鐘前、2コーナーからは清水も踏み込んでいく。

そして、清水が平原を叩いたところで打鐘。

清水に飛びつく平原、その後ろで諸橋と村上がもつれ、諸橋が落車してしまう。
木暮、菅田、浅井、坂口はどうにかアクシデントを回避。

依然、清水が逃げる形で最終BSを通過。
松浦は車間を開け、後続を牽制しながら清水を援護する。
中国2車の後ろには村上、諸橋を欠いた平原と木暮の関東2車も追走。

最終4コーナー、諸橋の落車から立て直した平原と木暮が猛追。
清水の番手から松浦は勝負所と、直線で一気に抜け出し、1着でゴール線へ駆け込んだ。
2着に平原、3着には木暮が入線した。

優勝/松浦悠士(SS・広島98期)

自分は(S級S班ということもあり)斡旋に恵まれているというのはあるが武雄記念、前走の宇都宮記念、この全プロを走ることができている。

まず何よりもこの全プロ大会を開催できるように、努力して下さった関係者のみなさんに感謝したい。
レースでは本当は前を取りたかった。

1度、引いてから巻き返す方が良かった、清水君も調子が良かったし、持ち味も出せたと思う。
清水君の仕掛けも早くなってしまった。

後ろでアクシデントもあったけど、平原さんも飛びつくので脚を使っていた。

出切ってからもしゃくられることはあるので、菅田さんや浅井さんの気配を警戒しながらだった。

自分が清水君との間合いをもう少し取れていたら、清水君を残せたんじゃないかなと思う。

スーパープロピストレーサー賞を獲れた喜びはある。

でも、まだ新型コロナウイルスの影響もあり、無観客も続いている。
競輪を通じて、自分ができること、何か役に立つことができればと、語っていた。