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競輪選手って?ルールは?≪競輪の基本ルールやグレードについてまとめてみた≫

< 競輪の基礎ルール >

競輪のルールは分かってしまえば案外簡単である。
車券を買わずに見ているだけでも、選手同士の白熱した戦いに興奮するに違いない。
1レース3分弱の短い時間の中にライバルと手を組んで一緒に走ったり、複雑な駆け引きが盛り込まれたりと奥の深い競技である。
強い選手が単純に勝つというわけではないのだ。
激しい競り合いがあってこそレース、そこにはしっかりルールがある。

違反ルール
は以下の通り
斜行
斜めに走って他の選手の進路を妨害する。
押圧
相手を内側に押し込む。
内側追い抜き
外帯線の内側を前走する選手を内側から追い抜く。
押し上げ
相手を外側に押し上げる。
9人のカラー
競輪は9人でレースする事が基本で、枠と人毎に色が決まっている。

< レースの流れ >

1レース3分弱という中で見どころが満載である。
まず、競輪はスタートを知らせる号砲レース開始。
各車が発走台から一斉に飛び出し、激しい首位争いが繰り広げられ…
と思いきや、そんな事はありません。
発走台から飛び出しはするもののレースが残り600mくらいになるまでは、
一列棒状に並んだまま、早すぎず遅すぎずのペースで周回を重ねていくのだ。
理由は
先頭を走る選手が大きな風圧を受けるのに対して、
列の先頭を走る選手の真後ろの位置を走る選手は風圧を受けずに脚力を温存することができるからだ。
他の選手と戦うと同時に、風とも戦っている。
空気抵抗の存在は、競輪の展開予想をする上で必要不可欠
例えば、列の先頭の選手が全力疾走した場合、その汗は、真後ろに飛ぶが、
しかし、2番手を走る選手の汗は真下に落ちる。
どうだろう。選手が1列に隊列を組む理由がわかってもらえただろうか。
それほどに風の影響は大きく、風よけとなる選手の後ろから飛び出すためには、
タイミングや自分の脚力の消耗度などを踏まえて、
気合を入れて飛び出していかなければならない。
それほど先頭というのは厳しい世界なのだ。
しかし、一列棒状に集団が並んだまま2000m程度をハイペースで走ったとしたら、二番手の選手は大楽勝になる。
そこで競輪は誘導員なる存在を登場させたのだ。
誘導員は隊列の先頭を走り、空気抵抗を受ける。
レースに参加しているわけではないので、いくら風をうけてもレースに影響はない。
レースが残り600mぐらいになるまで、選手たちを誘導し、
その間に選手たちは並ぶ順番を整え、これからの戦いに備える。
レースが残り一周半(残り600m)になると打鐘と呼ばれる鐘が鳴る。
選手と観客に戦いの幕開けを告げる鐘だ。
ここからは瞬き厳禁!!!
誘導員バンクから外れ、レースは高速状態へ移行していく。
最後、レースのフィナーレを飾る直線では、
時速70km近いスピードで選手が一団となってゴールを目指す。
最後1cmまで結果はわからない。

< 戦法のいろは >

競輪には色々な戦法があり選手によって脚質が異なる。
先行タイプ
レースの先頭を走る戦法のこと
かまし先行
前方にいる他のラインの選手がスピードを上げないうちに、
後ろから一気に踏み上げて、そのまま先行する戦法だ。
つっぱり先行
他のラインの選手に後ろから抑えられそうになっても、
それを許さず内側から強引に先行する走法だ
抑え先行
後方から自分より前にいる他のラインの先行タイプの選手の所まで上がってきて抑え、ゴールまで逃げ切れそうなタイミングで駆け出す作戦。
追込みタイプ
先行型の選手の後方について周回し、最終の直線で一気にダッシュをして追い抜く戦法
差し
決勝線到達寸前で、後方よりダッシュして先行している選手を追い抜いて決勝線に到達するのだ。
後続をけん制
スタート時のけん制はお互いを見て前に出ない。
競走中のけん制は後方から仕掛けてくる選手をブロック。
2種類があるのだ。
捲りタイプ
レース終盤に別のラインの先行選手から一気に勢いをつけて追い抜く戦法
捲り
後方から一気に追い抜く作戦で、優れたトップスピードとダッシュ力が必要

< 競輪選手について >

Top of the Top S級S班
選手たちは年2回、成績による級班入れ替えによって、頂点S級S班を日々目指して戦っている。
S級S班の選手はユニフォームも特別だ。
かなり目立つし、かっこいい!
そこから、S級1〜2班、A級1〜3班の6つの級班に振り分けられている。
戦いだからこそ敗者は必ずいる。
成績の悪い状況が続けば競輪界を去らねばならなくなる。
競輪選手は競馬競艇よりも体が何より重要。
当たり前ではあるが、レーサー(自転車)にはエンジンはついていない。
その為、レーサーを操る為に体全てを酷使して戦っている。
特筆する点として、太もも上半身です。
太ももの太さで選手の強さを表し、選手の誇りである。
上半身がなぜムキムキなのか疑問であったが、
ハンドルを手前に引き寄せて走っている為、脚力に負けない筋力が必要となる。
選手としてデビューするには、デビュー前から戦いは始まっている。
苦労なく選手にはなれないのである。

< グレードレース >

毎年12月30日に行われるKEIRINグランプリに向けて1年をかけて日々凌ぎを削っている。
全てのレースはGP、Gl、Gll、Glll、Fl、Fllの6つのグレードによって各付けがされている。6つと言っても、GPはKEIRINグランプリのみ。
KEIRINグランプリでは、
その年に活躍したメンバー9人によるチャンピオンを決める1発勝負の戦いだ。

Gl

GP出場権を賭けた戦いである。(4日制以上の優勝者
S級上位者が参加し4日制以上の主なレース
・高松宮記念杯競輪
・朝日新聞社杯 競輪祭
・読売新聞社杯 全日本選抜競輪
・寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント

Gll

Gl・Gllの開催は選考基準に基づいて選出された選手のみ出場できる。
主なレース
・共同通信社杯
・サマーナイトフェスティバル
・ヤンググランプリ
・ウィナーズカップ

Glll

全てS級選手によるレースで、各競輪場が原則として年1回で開催している。

Fl

S級シリーズと呼ばれ、S級選手とA級1班・2班の選手が出走する。
※S級選手とA級選手が同じレースで走るわけではない。
過去に検証する中で、
『FIってS級の勝率が高いに決まってるじゃん』
と思って検証して痛い目を見た記憶が懐かしい。w

Fll

各地のA級限定競輪(3日制)
1年を通じて開催が最も多いレースである。

この辺で今日はおしまい。
また次も基礎編を継続していくとしよう。