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【G1攻略】高松宮記念杯競輪:レース展望,注目選手攻略

高松宮記念杯とは

特別競輪GI)として正式に認定されたのは、昭和38年(1963年)5月、当初は男子選手の競走の他に女子選手の競走があったので、『高松宮および同妃賜杯』という名称で行われていた。
平成10年(1998年)の第49回からは『高松宮記念杯』と改められ、それまでの6日制から4日制へと改められた。
平成13年(2001年)度から『東西王座戦GII】(高松宮記念杯競輪トライアル)』が設けられ、ここで高松宮記念杯競輪の優先出走権獲得を目指した競走が行われることとなった。
平成30年(2018年)度からは、より東西対抗戦という特色を生かし、これまで初日に行われていた青龍賞白虎賞を特選(東)・特選(西)に変更し、2日目に、東西それぞれの初日特選1着から4着までの選手と一次予選の1着選手が進出する青龍賞・白虎賞が設定される。また、準決勝戦のレース数が東西各1個レースから東西各2個レースに変更され、よりお客様に楽しんでいただけることを目指した概定番組となった。

第70回高松宮記念杯競輪(GI)展望

第70回高松宮記念杯が岸和田競輪場で開催される。勝ち上がり方式は昨年と同様に3日目の準決勝までは東日本地区と西日本地区に分かれて戦われる東西対抗戦だが、先の日本選手権で完全優勝を成し遂げた脇本雄太が断然の優勝候補の筆頭。
日本選手権のときの強さとスピードをキープならば今大会も完全優勝が濃厚だろう。
東も西も関係なく、脇本を止める術はあるのか、脇本に土をつける選手が現れるのか!
今大会の注目はその一点のみといっても過言ではない。

最大の特徴

3日目準決勝まで東日本地区と西日本地区に分かれて戦われる東西対抗形式
勝ち上がり方式は昨年と同じく初日は東日本、西日本の特別選抜予選が1個ずつで、東日本の特別選抜予選で4着に入った4名と一次予選で1着になった5名が2日目の青龍賞へ、西日本も特別選抜予選の4名と一次予選の5名が2日目の白虎賞へ勝ち上がる。
3日目の準決勝は4個レースで、東日本は青龍賞の9名と二次予選3個レースで3着までに入った9名が準決勝2個レースに、西日本も白虎賞の9名と二次予選の9名が準決勝2個レースに振り分けられる。
そして東西それぞれの準決勝で2着までに入った8名と3着の1名が晴れて決勝進出と、他のGIよりも厳しい勝ち上がりシステムとなっている。

注目選手

脇本雄太 福井 94期 古性優作 大阪 100期
脇本雄太は日本選手権では21年ぶりのGI完全優勝を達成して脇本の一強時代の到来を高らかに告げた
逃げても捲っても2着に3車身、4車身の差をつけての完勝劇、短走路の松戸で9番手からの捲りでも届いてしまうのだから死角は見当たらない。対戦相手たちが脇本を警戒して早駆けや先捲りに出ても、脇本にとっては仕掛けやすい流れになるだけなので手の打ちようがない状態だ。
もちろん今大会も完全優勝を決めてくるだろう。
昨年の大会では三谷竜生が脇本雄太の逃げを差して優勝しているが、あれからさらに進化を遂げた脇本のスピードに付いていけるかどうかが一番の課題だ。脇本の番手は優勝に一番近い位置であると同時に一番遠い位置でもある。日本選手権決勝では古性が脇本のダッシュに食らいついていったが、3角で松浦悠士のブロックを受けて4着と悔しい思いをしているだけに、地元開催の今大会では脇本追走に全神経を集中させてくるだろう。
清水裕友 山口 105期 菅田壱道 宮城 91期
清水裕友日本選手権のゴールデンレーサー賞では逃げて8着ながらも、あの逃走劇で「やれる」感触を掴んだのは間違いなく、準決は堂々の逃げ切りで松浦悠士とワンツーを決めた。
決勝も脇本の捲りに屈したものの先捲りであわやのシーンを演出しており、今大会でも松浦との山陽ラインでのワンツーを狙ってくる。
菅田壱道は日本選手権で4度目のGI優出を決め、決勝は3着と初めて大舞台の表彰台に上がった。レース展開に対する鋭い臭覚と的確な位置取りがあってこその着であり、本人にとっては決して楽な競走ではなかったはずだ。昨年の高松宮記念杯も準決を2着で突破しており、今大会も決勝進出が十分にありそうだ。
吉澤純平 茨城 101期 深谷知広 愛知 96期
吉田純平は残念ながら日本選手権の1走目で落車してしまったが、吉澤は準決まで勝ち上がっており調子は悪くない。昨年の高松宮記念杯では準決を1着で突破して優出しており、今大会も関東勢を引き連れての快走を期待したい。 深谷知広は日本選手権では見事に決勝進出、勝ち上がりの3走は連日逃げて1着、2着、1着とレース内容も素晴らしかった。決勝は絶好の3番手に入りながらもやや焦りすぎて失敗してしまったが、今大会では脇本雄太との互角のスピード対決を演じて全国の競輪ファンを沸かせてくれるだろう。