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[前検日]G3高松競輪玉藻杯争覇戦2020初日情報

高松競輪開設69周年記念(GIII)レポート』 前検日

高松競輪場開設69周年記念「玉藻杯争覇戦(GIII)」が1月30日から開催される。

松浦悠士中川誠一郎村上博幸のS班3名をはじめ、三谷竜生岩本俊介新山響平吉澤純平ら全国各地から強豪が集結。
四国勢は当地記念連覇を狙う太田竜馬に、ヤンググランプリを制した松本貴治、地元からは香川雄介池田憲昭らがシリーズを盛り上げる。

競輪プレス

4日間に渡って繰り広げられるハイレベルなV争いから目が離せない。

各レースの注目選手をピックアップして紹介していく。

1R注目:柴崎俊光選手

12月大垣FIで落車失格を喫した柴崎俊光は心身ともにリフレッシュして20年の初戦を迎えた。
「落車の怪我はもう治ったので大丈夫です。体のケアをしっかりやって、気持ちの面もしっかりリセットしてきた感じです。今回は新車です。サイズは違うんですが、練習の感触は良かったです。1レースは久しぶりですね。いつも練習している時間なんで大丈夫でしょう」

佐藤幸治
は昨年11月武雄FIの落車の影響で今年に入ってから精彩を欠いている。
「怪我は肋骨2本の骨折と左の肺気胸です。入院してわりとすぐに退院できたんですけどね。(1月)奈良、和歌山記念とあんまり良くなかったです。力が入らない感じですね。でも、ここまで空いてしっかり練習はできたので、前回よりいいと思います」

2R注目:大石剣士選手

大石剣士は12月立川FI、1月防府FIと思うような戦果を挙げられていない。
「ちょっと最近は成績が良くないですね。前回の防府はセッティングをいじりすぎて失敗しました。今回は元に戻してみてどうかですね。初日は相手が強いんですが、先行基本にしっかり出し切って勝ちたいです」

久米康平
は目立った活躍こそないが、状態は上向いている。
「ずっと配分が詰まっていて、最近はまとまった練習ができてなかった。12月は13走してますからね。久しぶりに間隔が空いたので、やりたい練習ができました。体は仕上がったと思います」

3R注目:川村晃司選手

川村晃司は大きな着も目立つ近況だが、勝ちパターンに持ち込んだ時は強さを発揮している。
「前回の向日町は新車だったんですが、感触は良かったです。終わってからは普通に練習してきました。状態は変わらないと思います。自力でしっかり頑張ります」今期初S級の菅原大也は初戦の1月小田原の準決勝で逃げ切って金星を挙げた。初の記念参戦でファンにアピールする。
「小田原の準決勝はたまたまです。警戒されてなかったし、内が空いて脚を使わずに先行できたので。前回の防府はダメでしたけど、S級はやっぱり楽しいです。今回は初めての記念なんで頑張りたいですね。初日からテレビでいつも観ている選手が相手ですが、気持ちで負けないように行けるところから思い切って行きます」

4R注目:高久保雄介

高久保雄介は約4カ月ぶりの記念参戦。前回の宇都宮FIから2週間空いて、しっかり準備してきた。
「記念は本当に久しぶりですね。緊張します。最近は着以上に自分の感触はいいです。ここに向けて、しっかり練習もできました。後ろは信頼できる先輩なので、ラインで決まるようにしっかり走ります」

高木翔
落車からの復帰戦。できる限りのことはやってきた。
「落車で何カ所か打ったけど、骨折はなかった。打撲と擦過傷ですね。入院したけど2日で退院して、1月9日から毎日、自転車には乗ってました。やっと最近は普通にもがけるようになってきました。久しぶりのレースなんで不安はあるけど、何とか頑張ります」

5R注目:取鳥雄吾

取鳥雄吾は12月立川FI、1月松山FIと連続優出。
調子、成績とも右肩上がりだ。
「調子はだんだん上がってますね。脚は問題ないと思います。前回から間も空いたんで、しっかり休んで練習もやってきました。3月に地元の玉野記念があるので、そこに向けてもっと上げていきたいです」

福島武士
は3年連続の地元記念出場。準備は万端だ。
「今年は初戦の平で決勝に乗れたし、感じはいいですね。地元記念に向けて、しっかり練習もしてきました。今年で地元記念を走るのは3回目ですね。そろそろ決勝に乗りたいなって思ってます」

6R注目:不破将登選手

不破将登は前回の名古屋FIで落車。昨年の終盤戦から成績が下降線を辿っている
「ちょっと最近は流れが良くないですね。(12月)別府の落車からガタガタきてしまっている。前回もまた名古屋でコケてしまいましたからね。怪我自体はそんなに大きくないんですが、バランスは崩してます。練習の感じはコケる前くらいのところまで戻って感触はいいです。あとはレースでしっかり力を出し切りたいと思います」
1月立川記念で落車した藤田竜矢は前回の宇都宮FIで結果を残せなかったが、表情は明るい。
「怪我のほうは全然、大したことなくて大丈夫です。自転車が少しゆがんでしまって、宇都宮はその影響が少しあったかもしれませんね。今回はセッティングをしっかり出して走りたいと思います」

7R注目:野口裕史選手

野口裕史は相変わらずの先行力を発揮している。久しぶりの記念で迷わず攻める。
「ヤンググランプリの落車で打撲がけっこうひどくて、2、3日歩けない状態になりました。だからもうちょっと悪くなるかなって思っていたけど、この2場所は思ったより走れてます。前回の小倉が終わってからは強めに練習しました。やりすぎたんで、この2日間は軽めにしたけど、疲れがちょっと心配ですね。自力でしっかり力を出し切ります」

尾形鉄馬
は今期S級初昇格。初戦の四日市FIは大敗を喫したが、気持ちは沈んでいない。
「(12月)前橋で落車して打撲と擦過傷がけっこうひどくて…。その後にインフルエンザになったり、練習があまりできてなかった。だから四日市の成績は仕方ないと思ってます。それから練習もできて、状態も上がってます。今回からと思って頑張ります」

8R注目:島川将貴選手

島川将貴は昨年の終盤戦から好調が続いている。初日は4連勝中。今シリーズも好スタートを決める。
「去年の前半はけっこうウエイトをやっていたんですが、6月の終わり頃から少なくして、バンク中心の練習にしました。それから感触が良くて、成績も上がってきました。いろんな人のアドバイスのおかげです。前回の立川から空いて、練習はしっかりやってきました。初日は先行して、しっかりラインで決めたいですね」

池田憲昭
は前回の宇都宮FIの決勝で失格したが、地元記念へ気持ちは切り替えてきた。
「前回の失格は仕方ない。ここに向けて練習はやってきたので、調子はいいですね。いまの島川は本当に強いですから。しっかり決めたい」

9R注目:天田裕輝選手

天田裕輝今年初戦の伊東FIで1年3カ月ぶりの優勝を飾った。
「伊東は展開が大きかったけど、正直、優勝できてびっくりしました。練習でも調子自体は上がってきていると思います。結局、脚ですからね。これからもっと上げていきたいです」

武田豊樹
は怪我に苦しみながらも徐々に復調している。
「和歌山(記念)はけっこういいと思って行ったんですけど、なかなか結果が出ないですね。展開も後方に置かれることが多かった。終わってからは疲れていたので休みながらやってきました。マイペースでいろいろ考えながら練習してます。前回よりはいいと思います」

10R注目:新山響平選手

新山響平は怪我からの復帰戦だった前回の伊東FIの決勝でまたも落車に見舞われた。
「(11月)競輪祭の落車で鎖骨を骨折しました。手術して、次の日からできるメニューを組んでもらって練習しました。足は前より太くなったと思います。脚力は前と変わらないですね。伊東でまた転んでしまったけど、怪我は全然、大したことなかったので大丈夫です。初日はライン3人でしっかり決まるようにしたいですね」

阿部力也
は記念初制覇を果たした昨年9月の向日町以来となる久々の記念参戦だ。
「記念は本当に久しぶりですね。今年に入って成績的にはまとまっているけど、決勝に乗れていない。何かいまいちですね。新山君にまずはしっかり集中して付いていきます」

11R注目:香川雄介選手

香川雄介は地元で今年初戦を迎える。12月伊東記念の落車からしっかり立て直してきた。
「肋骨3本やったけど、怪我はもう治ったから大丈夫。練習はわりとできたし、感じも悪くなかった。でも練習と本番は違いますからね。(松本貴治に)しっかり食らいついていきます」

松本貴治
は昨年末の立川ヤンググランプリ2019を制して若手の頂点に立った。今年はさらなる飛躍が期待される。
「ヤンググランプリを獲ってそこまで変わったことはないんですが、やっぱり周りから少しは注目されるので、気は引き締まります。前回の防府はあんまり感触が良くなかったです。いつも通り練習はしてきたし、しっかり力を出し切りたいと思います」

12R注目:松浦悠士選手

松浦悠士は今年初戦の和歌山記念で優勝。SS班として最高のスタートを切った。
プレッシャーとかは全然、感じてない。今までよりも楽しみながら走れてますね。和歌山もしっかり動けました。ここに向けての練習の手応えはあんまり良くなかったんですが、走れば大丈夫だと思います」

太田竜馬
は昨年の当地記念の覇者だ。大会連覇に向けて、初日からパワー全開だ。
「前回の向日町は久しぶりのレースで新車を使ったんですが、あんまり感触は良くなかったです。決勝はあの展開で無理でした。今回は前の自転車でいきます。練習はいつも通りやってきて、調子は普通ですね。しっかり力を出し切ります」

吉澤純平
はFIシリーズで安定した戦いぶり。久々の記念参戦。初日は単騎戦で強敵に挑む。
「成績はまとまっているんですが、もう少し足りないですね。やっぱり1着が少ないです。いまは全日本選抜に向けて、自転車2台をいろいろ試しながら使ってます。初日はいいメンバーですね。単騎なんで立ち遅れないように走ります」

G3高松競輪玉藻杯争覇戦:競走得点ランキング

  • 1位 松浦悠士選手  SS 競走得点119.38 29歳 広島 脚質 両
  • 2位 和田健太郎選手 S1 競走得点116.52 38歳 千葉 脚質 追
  • 3位 三谷竜生選手  S1 競走得点116.16 32歳 奈良 脚質 両
  • 4位 中川誠一郎選手 SS 競走得点115.35 40歳 熊本 脚質 両
  • 5位 村上博幸選手  SS 競走得点114.31 40歳 京都 脚質 追
  • 6位 吉澤純平選手  S1 競走得点112.96 34歳 茨城 脚質 逃
  • 7位 太田竜馬選手  S1 競走得点112.57 23歳 徳島 脚質 逃
  • 8位 松本貴治選手  S1 競走得点111.73 26歳 愛媛 脚質 逃
  • 9位 岩本俊介選手  S1 競走得点111.37 35歳 千葉 脚質 逃
  • 10位 新山響平選手   S1 競走得点110.45 26歳 青森 脚質 逃
競輪プレス

松浦悠士選手が今期調子上げてきている。

今大会で優勝し、2020年に弾みを付けたいところである。

G3高松競輪玉藻杯争覇戦:過去10年間優勝者

  • 68周年玉藻杯争覇戦  15121 太田 竜馬選手  徳島 109期 年齢22
  • 67周年玉藻杯争覇戦  14873 三谷 竜生選手  奈良 101期 年齢30
  • 65周年玉藻杯争覇戦  14534 深谷 知広選手  愛知 96期 年齢26
  • 64周年玉藻杯争覇戦  11778 神山 雄一郎選手 栃木 61期 年齢46
  • 62周年玉藻杯争覇戦  14534 深谷 知広選手  愛知 96期 年齢23
  • 61周年玉藻杯争覇戦  14534 深谷 知広選手  愛知 96期 年齢22
  • 60周年玉藻杯争覇戦  12833 村上 義弘選手  京都 73期 年齢36
  • 59周年玉藻杯争覇戦  13162 佐藤 慎太郎選手 福島 78期 年齢32
  • 58周年玉藻杯争覇戦  12895 小嶋 敬二選手  石川 74期 年齢38
  • 57周年玉藻杯争覇戦  12950 手島 慶介選手  群馬 75期 年齢32

競輪プレス

昨年の覇者の太田竜馬選手が今年もしっかりと調子をあげた状態で記念レースに望んでくる。

怪我から復帰戦や昨年の不調を抱える選手が多くいる中でも、新年が開けて1ヶ月たち選手も昨年から気持ちを切り替えて望んできている