郡司浩平‼代名詞の捲りでG3制覇‼

郡司浩平‼代名詞の捲りでG3制覇‼

郡司選手

<久留米競輪:火の国杯争奪戦>◇G3◇最終日◇4日
郡司浩平(30=神奈川)が豪快まくりを決め、9月岐阜以来、通算10回目となるG3優勝を飾った。
レースは清水が先行。松川が清水のインで粘り、中団に郡司、後方に三谷で最終ホームを通過。三谷がカマして、清水ともがき合いになったところを、足をためた郡司が力強くまくった。2着は切り替えた中本。清水追走の松本が3着に入った。

試合後のコメント
「まだG1は勝ててない。そのために自分に足りないものは何かを探していきたい」
と次走の10月15日から開催されるG1寛仁親王牌をにらみ、更なるレベルアップを誓った。
ライターのJEY
郡司選手の捲りは圧巻でしたね!三谷選手を抑え貯めこんだパワーで一気に捲りました!僕もレースみてましたけどほれぼれする捲りでしたね!!

競輪の決まり手とは?

競輪の決まり手とは、競輪選手がどのような方法で1着(もしくは2着)にゴールしたかを表す言葉です。
決まり手は出走表にも各選手のデータとして記されているほど重要な情報として扱われます。特に競輪は、空気抵抗や風圧が勝負を分ける鍵です。
したがって、空気抵抗が最もかかる先頭に踊り出るタイミングや、勝負を仕掛ける位置など、レースにおいて勝敗を決めることになります。
その為、選手それぞれがどのような戦法(決まり手)をイメージしてレースを展開するのかが競輪の見どころの一つとなっています。
郡司浩平選手久留米競輪火の国杯争奪戦G3最終日

競輪決まり手の種類

・逃げ
・捲り
・差し(追い込み)
・マーク

それぞれの決まり手の意味・特徴

・逃げ
「逃げ」と呼ばれる決まり手は、ラスト1周の時点で先頭にいる選手が、
そのまま後続の選手に追い抜かれずに決勝線(ゴール)を通過することを言います。
その名の通り、先頭を走ったまま逃げ切る戦法です。逃げている間は、自分より前を走る選手がいないので、進路妨害されにくいのがメリットです。
ただし、後続からは、より脚力を温存している選手が1着争いを仕掛けてくるので、最後の直線が長いバンクでは不利になることがあります。
・捲り(まくり)
「捲り」とは、ラスト1周の時点で前を走っているライン(複数の選手の列)の先行選手を、4コーナー(バンクの4つ目の曲線)までの間に、外側から回って先頭を奪い1着になる決まり手のことを言います。捲りは、後方から一気に先頭に抜き出る戦法のため、特にトップスピードの速度とダッシュ力の高さが求められます。
しかも、後ろから先頭に抜けるまでの間に、進路を妨害されるリスクも伴います。
ただ、「逃げ」に比べて脚力を温存できるため、「逃げ」よりも1着を取りやすい決まり手です。
今回特集している郡司浩平選手の代名詞でもあります。
・差し(追い込み)
「差し」とは、先頭を走る選手の後ろにつく選手が4コーナーを通過後の直線で一気に先頭選手を抜き去る決まり手のことを言います。
ラスト1周の最終盤面まで、先頭の選手を風よけにして走るため、
最後の最後まで脚力を温存できるのがメリットです。しかし、前を走る選手が抜かれてしまうと、後ろにつく自分まで負ける可能性が高まります。
したがって、後ろから別のラインが仕掛けてくる「捲り」の進路妨害をするなど、先頭選手との一時的な協力をするなどの駆け引きもある決まり手です。
・マーク
マークとは、マークしていた選手に対する追い込みが失敗し、2着で決勝線を通過した際に用いられる決まり手です。
ライターのJEY
僕が個人的に好きな決まりては「逃げ」です!圧倒的なスピードで引き離してそのままゴールする決まり手でみてて気持ち良いですよよね!

郡司浩平の決まり手

郡司浩平選手決まり手

ライターのJEY
これを見ると郡司選手がいかに捲りの強い選手なのかみてとれますね!!
9月の共同通信社杯で予選敗退した郡司選手。このG3での優勝をバネに10月15日から始まる親王牌で今年初のG1勝利を目指す!競輪プレスは今後も郡司選手を大注目していきます!