広島勢初のS級S班となった松浦悠士選手の戦歴,プロフィール,年収まとめ

広島勢で初となるS級S班の松浦悠士選手

競輪プレス

松浦悠士選手といえば、2019年の競輪祭の決勝が印象に強いだろう。

2020年は30歳になる節目の年でもあるため、赤パンを履いた松浦悠士選手に注目していきたい!

松浦悠士選手:S級S班までの経歴

中学まで水泳をやっていたが、進学した広島市立広島工業高等学校では水泳部がなかったので自転車競技部に入部。
下り坂を自転車でスピードを出して走るのが、楽しかったことが入った理由の一つであるというのだから面白い。
顧問の先生に「頑張ったら競輪選手になれる」と言われたことがキッカケで競輪選手に目指した。
平成19年全国高校総体4km速度競走で第8位、第63回国民体育大会4km速度競走で第7位という成績を納めている。

それから本格的に競輪選手を目指して、高校を卒業してすぐ競輪学校に入学した。
2010年、3月に競輪学校を在校成績13位で卒業。
2010年、7月13日に熊本競輪場でデビューし、初勝利も飾っている。
2016年、3月の第69回日本選手権競輪(名古屋競輪場)にてGI初出場を果たした。
2019年、2月の第34回読売新聞社杯全日本選抜競輪(別府競輪場)にてGI初の決勝進出。
2019年、11月の第61回朝日新聞社杯競輪祭(小倉競輪場)にてGI初制覇を果たした。

広島勢で特別競輪(GI)を制覇したのは古田泰久が第17回全国都道府県選抜競輪で優勝して以来、59年ぶりであった。
また、広島勢として1988年大会の佐古雅俊以来となるKEIRINグランプリ出場を決めたほか、S級S班は広島勢で初となった。

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中国地方を牽引する選手の一人となった、デビュー9年目の松浦選手。

広島勢として歴史を塗り替えた選手である。
これからどんどん成熟していくに違いない。

松浦悠士選手のプロフィール

生年月日 級班所属日
1990/11/21 2019/12/27
今期得点 次期級班
S級S班
脚質 性別

身長・体重・体力等

星座 九星 血液型
蠍座 一白 O
身長 体重 胸囲
168.0cm 73.0kg 91.5cm
太股 背筋力 肺活量
60.0cm 176.0kg 4620cc
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デビューから9年目にしてついに目標でもあった競輪グランプリ出場を果たし、2020年より一層の期待が寄せられる松浦悠士選手である。

松浦悠士選手の師匠,練習仲間

  • 脇田良雄選手

1990年にデビューし、2016年から今のA3の選手となっている。

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脇田良雄選手は、野球、陸上を経て競輪の世界に飛び込んできた。
現在はあまり出走数もなく目立った勝利などはない。

松浦悠士選手のプライベート

余計なことは言わないように

人と話すことが好きで、誰とでも気軽に話してしまうという。
でも、ちょっとお調子者的なところがあり、気分が乗ってくると余計なことまで話してしまうこともあるので、最近は気をつけるようにしているようである。

理想のデートは歩かない遊園地

好きな女性のタイプは、よく笑ってくれるカワイイ系のコが好き!
芸能人だと新川優愛さん。

デートは遊園地へ行きたいとのこと!
僕は“はしゃぐ”のが大好きで…意外と子供なんだとか
競輪選手は自転車ばかり乗っていて、歩く筋肉が退化しているらしいので、あまり歩かないで済む遊園地がいいとのことだった。

ポルシェでRADWIMPS

いま、ポルシェが愛車です!
ずっと乗りたかった車だったので、ついに買っちゃいました!
と、インタビューで語っていた。

これが初めて撮った愛車の写真。

車の中ではRADWIMPSの曲を“永遠に”流してドライブしているそう。
デビュー当初から最近はテイストがずいぶん変わったが、変わらず大好きなアーティストとのことだった。

本から得る考え方のヒント

開催中は読書をしていることが多い。
特に、トップアスリートに関する本が好きで、いまは「イチロー 継続する言葉100」を読んでいるとのこと。

考え方のヒントをもらって真似をしている。
内容を思い返しながらいろいろと考える時間も好きだという松浦悠士選手であった。

松浦悠士選手の2019年戦歴

特別競輪優勝歴

  • 競輪祭(競輪王)日程: 2019/11/19 小 倉 3.1.2.1.1

特別競輪出走履歴

  • 競輪グランプリ
    日程: 2019/12/30 立川 7
  • 競輪祭(競輪王)
    日程: 2019/11/19 小倉 3.1.2.1.1
  • 寛仁親王牌競輪
    日程: 2019/10/11 前橋 2.1.5.1
  • 共同通信社杯
    日程: 2019/09/13 松阪 2.6.2.1
  • オールスター競輪
    日程: 2019/08/14 名古屋 3.2.4.1
  • サマーナイトフェスティバル
    日程: 2019/07/13 別府 3.2.6
  • 高松宮記念杯競輪
    日程: 2019/06/13 岸和田 5.4.1.2
  • 日本選手権競輪
    日程: 2019/04/30 松戸 8.1.2.8
  • ウィナーズカップ
    日程: 2019/03/21 大垣 3.6.1.6
  • 読売新聞社杯全日本選抜競輪
    日程: 2019/02/08 別府 1.1.3.6
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デビューから9年を経て、初の特別競輪優勝を飾った!
選手として成熟しているのが窺える。

松浦悠士選手の主な獲得タイトルと記録

  • 2019年 – 競輪祭(小倉競輪場)

松浦悠士選手の年収,賞金額

  • 2014年獲得賞金ランキング圏外:27,570,800 円
  • 2015年獲得賞金ランキング圏外:26,428,000 円
  • 2016年獲得賞金ランキング圏外:26,410,000 円
  • 2017年獲得賞金ランキング圏外:27,589,900円
  • 2018年獲得賞金ランキング16位:44,286,800円
  • 2019年獲得賞金ランキング3位:106,214,000円
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松浦悠士選手は、2018年から頭角を表してきており、2019年についに開花したような賞金に見えてくる。

どこからでも匠に飛び出すことのできる脚は、松浦選手の大きな武器である。

もう夢ではない『KEIRINグランプリ』の舞台

僕には考え方が変わって強くなった自覚があります。
競輪選手としてデビューした頃と明らかに変わったのは、勝っても負けても「原因はすべて自分にある」と自覚するようになったこと。自分の周りにいる「すべての人への感謝の気持ち」を持てるようになったことです。
常に自分を見つめなおして、『競輪』と真摯に向き合うことが成績にも繋がっているのかなって思います。
と、インタビューで答えていた。

『KEIRINグランプリ』の舞台へ

目標は『KEIRINグランプリ』出場と優勝!それに尽きます。
夢だったグランプリの舞台が、今では「もう夢じゃなくなった。
中国・四国地方には、清水くん(清水裕友選手)や太田くん(太田竜馬選手)など、強い選手が身近にいることもそう思える理由です。
切磋琢磨しながら、目標に向かって頑張ります!!
 と語っていた。

2020年出場予定のグレードレース

  • 和歌山競輪 G3
    日程:01/10~01/13
  • 高松競輪 G3
    日程:01/30~02/02
  • 豊橋競輪 全日抜
    日程:02/08~02/11
  • 奈良競輪 G3
    日程:02/27~03/01
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2020年初のグレードレースは、2019年のグランプリから 2週間も空いている。

しっかりと休養を取り、2020年の弾みをつけるためにもこの和歌山グランプリは外せないはずである。

2020年のグランプリを見据えた松浦悠士選手の走りに期待していきたい。