高松G3優勝戦:開設69周年記念玉藻杯争覇戦

G3高松競輪玉藻杯争覇戦:概要

  • 開催場:高松競輪場
  • 開催日程:2020年1月30日(木)~2月2日(日)
  • 昨年の優勝者:渡邉一成選手

G3高松競輪玉藻杯争覇戦:過去10年間優勝者

  • 68周年玉藻杯争覇戦  15121 太田 竜馬選手  徳島 109期 年齢22
  • 67周年玉藻杯争覇戦  14873 三谷 竜生選手  奈良 101期 年齢30
  • 65周年玉藻杯争覇戦  14534 深谷 知広選手  愛知 96期 年齢26
  • 64周年玉藻杯争覇戦  11778 神山 雄一郎選手 栃木 61期 年齢46
  • 62周年玉藻杯争覇戦  14534 深谷 知広選手  愛知 96期 年齢23
  • 61周年玉藻杯争覇戦  14534 深谷 知広選手  愛知 96期 年齢22
  • 60周年玉藻杯争覇戦  12833 村上 義弘選手  京都 73期 年齢36
  • 59周年玉藻杯争覇戦  13162 佐藤 慎太郎選手 福島 78期 年齢32
  • 58周年玉藻杯争覇戦  12895 小嶋 敬二選手  石川 74期 年齢38
  • 57周年玉藻杯争覇戦  12950 手島 慶介選手  群馬 75期 年齢32

2020年2月2日
高松G3(最終日)開設69周年記念玉藻杯争覇戦

【12R=S級決勝】

1/松本貴治(S1・愛媛111期)
2/野口裕史(S1・千葉111期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/齋藤登志信(S1・宮城80期)
5/和田健太郎(S1・千葉87期)
6/菊地圭尚(S1・北海道89期)
7/村上博幸(SS・京都86期)
8/久米康平(S2・徳島100期)
9/中川誠一郎(SS・熊本85期)

スタートで4車齋藤登志信選手が飛び出して、北日本勢が前受けを選択。
誘導以下、64・37・9・25・18で周回を重ねていく。

まず松本が同期の野口を牽制しながら上昇すると、赤板で野口は8番手に下げる。

赤板2コーナーから松本がスパート。
打鐘で菊地をかわして、先頭に立つ。

野口もすかさず仕掛けていき、最終HSで松本を叩いて主導権を奪い返す。
千葉ラインの3番手は松浦が奪取して、絶好位を確保。

最終2コーナー過ぎから、松浦が捲りを打つ。
番手の村上は踏み出しで離れてしまう。

最終バック過ぎに松浦は野口を捕えて先頭に立つと、後続を大きく離していく。
単騎の中川が捲り追い込みも松浦の背中は遠かった。

そのまま松浦が4車差の圧勝ゴール。
2着に中川、3着に和田が入線。

松浦はグランプリを除けば、昨年11月の松戸F1から4連続の優勝。
1月の和歌山記念以来、通算5回目のG3制覇を完全優勝で決めた。

優勝/松浦悠士選手(SS・広島98期)

松浦悠士
生年月日 級班所属日
1990/11/21 2019/12/27
今期得点 次期級班
116.00 S級S班
脚質 性別

直近4ヶ月成績

1着 2着 3着 着外 棄権 失格
10 5 2 4 0 0
総出走回数 勝率 2連対率 3連対率
21 47.6 71.4 80.9
ホーム回数 バック回数 競走得点
3 8 119.38
完全優勝できて良かったです。
スタートは待とうかなと思っていましたが、登志信さんがスタートを取りにいきそうだったので。
発走機で前から2番目が良いなと、思いつきました(笑)。
あとは菊地さんに飛びついて貰って、野口さんの後ろにスイッチする作戦。
3番手を取って、一息つこうとも思いました。
でも、野口さんも目一杯でしたし、いってしまった方が良いという判断で仕掛けました。
後ろは分からなかったですが、気配がしなかったので、村上さんは誰かに絡んだのかなとか考えながらでした。
ゴールまで綺麗に踏み回せたと思います。
自力戦は不安もありましたが、3日間動いていない分、ウズウズしている感じもあった。
思いっ切りいってみたいと、思っていました。
脚の仕上がりも良かったですが、高松との相性にも助けられましたね。
グランプリを走ったことで、一回り成長できたと思います。
ナショナルチームがいない間は引っ張っていきたいです。
そして、ナショナルチームと対戦する前までにシッカリ戦えるようにしていきたいですね。
これからも記念だけでなくG2やG1でも結果を残して、今年のグランプリ優勝を目指して頑張ります!

2着/中川誠一郎選手(SS・熊本85期)

生年月日 級班所属日
1979/06/07 2019/12/27
今期得点 次期級班
108.00 S級S班
脚質 性別

直近4ヶ月成績

1着 2着 3着 着外 棄権 失格
8 1 0 9 0 0
総出走回数 勝率 2連対率 3連対率
18 44.4 50.0 50.0
ホーム回数 バック回数 競走得点
2 2 113.72
あの並びでは、あそこしかなかったです。
松浦君に向く並びになりましたが、まさか村上さんが離れるとは思っていませんでした。
「頼むぞ」って、追いかけたんですけど、届きませんでしたね。
今回は何とか決勝に乗せて貰いましたけど、調子が上がり切りませんでした。
次はシッカリ上がっていけるように頑張ります。

3着/和田健太郎選手(S1・千葉87期)

作戦は大体、あんな感じ。
後ろに松浦がいたのも分かっていた。
野口もかかっていたので、そう簡単にはこられないと思っていました。
でも、松浦君がすごい勢いできて、どうにもならなかった、止められなかったですね。
松浦君が強かったです。
競輪プレス

中川誠一郎選手と和田健太郎選手ともに、松浦悠士選手の強さを評価しているのがよくわかるコメントである。