令和初成人:山口伊吹さんが振袖企画に!
じつはこの取材の数日前に兄の結婚式があって、そこでも振袖を着ました。
成人式にはレースがあるので出られませんが、12月に2度も振袖を着られたので、そんなに悲しくないです(笑)
地元の友達たちとは、別のタイミングでゆっくり会う予定です!
2019年7月にデビューした現在20歳、ホームバンクは長崎競輪場の山口伊吹選手について紹介していこうと思う。
見た目も話し方もとっても穏やかで”ほんわか”している女子だが、山口選手はなんと、日本競輪学校(現:日本競輪選手養成所)を首席で卒業した期待の新人選手でもある。
早速、見ていこうと思う。
116期山口伊吹選手のプロフィール
氏名 | 府県 | 期別 | |
山口 伊吹 | 長崎県 | 116期 | |
年齢 | 級班 | 登録番号 | |
20歳 | L級1班 | 015409 |
生年月日 | 級班所属日 |
1999/08/24 | 2019/05/01 |
今期得点 | 次期級班 |
53.33 | – |
脚質 | 性別 |
両 | 女 |
スポーツ一家の中ですくすくと育った山口選手。
父親は野球、母親はバレーボール。上2人の兄は野球と自転車競技、下2人の弟は野球少年である。
上下4人の兄弟に挟まれて女の子は1人だけ。
そんな男臭い環境の中で自然と体を動かすことが大好きな女の子になっていたという山口選手。
在校成績1位に輝いた山口伊吹選手である。
兄の龍也選手(111期)の背中を追いかけてプロデビューを果たした。
デビュー2戦はいずれも決勝進出を果たしたが痛感したのはパワー不足であった。
プロの世界の厳しさを肌で感じながらも116期No.1のプライドにかけて、2019年は、全36走し、勝率33,3%2連対率41,6%3連対率63.8% となっている。
山口伊吹選手の戦歴
- 決まり手:逃げ22%,捲り33%,差し45%
- 直近4ヶ月の成績:1着8回,2着1回,3着3回,着外6回
- 総出走回数18回で、勝率は44.4%
- 競争得点も53.61と右肩上がり
山口伊吹選手の友人選手
- 藤田 まりあ(埼玉・116期)
- 三森 彩桜 (福島・116期)
- 南 円佳 (鹿児島・116期)
- 高木 佑真 (神奈川・116期)
- 坂口 聖香 (京都・116期)
- 岩崎ゆみこ (茨城・116期)
山口伊吹選手の練習仲間
- 佐藤 幸治 (長 崎・92期)
- 山口 龍也 (長 崎・111期)
- 瀬戸 晋作 (長 崎・107期)
- 瀬戸 栄作 (長 崎・109期)
- 簗田 一輝 (静 岡・107期)
山口伊吹選手の師匠
- 佐藤幸治 (長 崎・92期)
1985/10/25生まれで、2020年より1年ぶりにS級1班となっている。
山口伊吹選手の師匠であり、兄の龍也選手の師匠でもある佐藤幸治選手は、30歳を超えてから成績を伸ばしている。
日々の練習で自身の体と向き合い、4場所連続の優出など2019年も好調である。
デビューからまだ半年の山口選手であるが、2020年初戦ではきっちりと優出している。
近くに、兄と師匠によって、在籍1位の山吹選手の実力に安定感がより増してくるだろう。
競輪選手になったきっかけ
憧れの兄と”奈央ちゃん”を追いかけて
兄(山口龍也選手)が自転車競技をやっていたことがキッカケで、私も小学校6年生の頃から自転車競技を始めた山吹選手。
兄が出ている大会へ行った際、(ガールズケイリン選手で自転車競技の日本代表でもある)鈴木奈央選手がよく出ていた。
いつも活躍していて「本当にカッコいいなぁ!!」と思ってから、その当時から山口選手の憧れになっている。
先に選手になった兄や奈央ちゃんの背中を追いかけて、ガールズケイリン選手を目指した。
私が高校生の時、全国大会に行くと
いつも可愛い女の子が
“なおちゃーん、がんばれー!”って
応援してくれるこがいました。それが山口伊吹ちゃん😊
今日の函館ミッドナイト決勝走るよ🙆🏻♀️
みんな応援してあげてね!私もたくさんの方から
応援してもらえるような選手に
なれるように頑張らなきゃ🌟 https://t.co/RrtvYsCQ2g— 鈴木奈央 (Nao Suzuki) (@keirin70) 2019年8月15日
山口伊吹選手のプライベート/休日の過ごし方
お休みの日には、高2と中2の弟たちの野球の応援へ!
“スポ根”一家と言われる山口家
特に、お父さんが「スポーツを頑張りなさい!」っていうタイプだったそうである。
ツラくて逃げると、どこまでも追いかけてくるような、アツいお父さんだったそうである。
野球の応援以外では、家でのんびり過ごしていることが多く、映画はよく観ているそうである。
“恋愛もの”が特に多く、最近では、「ママレード・ボーイ」という親の都合で同居することになった男女の話が最高だったそうである。
プロの厳しさを語る山口選手。
正直、すぐに帰りたかったです。
緊張しすぎて何も考えられなくて、完全に”飲まれて”しまいました。
「プロって厳しいな」って実感した瞬間です。
山口選手も例外ではなく、ガールズケイリンで勝ちたいという気持ちが強かった分ショックは大きかったのだろう。
負けん気は、人一倍あり、1レース1レース後ことに自分自身青を分析し、一瞬の踏み出しが弱いとか、そもそもスタミナも足りないとか、実戦で多くの課題を発見する能力にたけた選手でもある。
山口伊吹選手の出走予定レース
- 防府競輪 F1
開催期間:01/22~01/24 - 久留米競輪 F2
開催期間:01/30~02/01 - 佐世保競輪 F2
開催期間:02/11~02/13 - 前橋競輪 F2
開催期間:02/21~02/23
山口伊吹選手のこれからの目標
- ガールズケイリンコレクションとか、ビッグレースに出られる選手になれるように頑張る。
- 自分から積極的に動くレースができるよう、経験を積んで成長できるように頑張る