岐阜競輪長良川鵜飼カップ(G3)開幕!
展望情報
岐阜競輪場開設70周年記念「長良川鵜飼カップ」は9月21日~24日の日程で開催される。
今シリーズは浅井康太、武田豊樹のS班2名が参戦。
更にS班候補生の太田竜馬、山崎賢人ら若手の健脚が参戦する豪華メンバーである。
迎え撃つ地元勢は竹内雄作、志智俊夫とこちらも実力者ぞろいだ
では各地区の注目選手をご紹介していく。
長良川鵜飼カップ:注目選手
中部地区の記念開催とあって今シリーズの中部勢は層が厚い。
中部勢はやはりS級S班の浅井康太選手を筆頭に先に行われた共同通信社杯で決勝戦に勝ち上がった愛知の金子貴志選手、ホームバンクの志智俊夫選手と永井清史選手、竹内雄作選手、また新鋭の山田諒選手である。
大将格はもちろんS班を張る浅井康太。
ここのところ動き今一つの印象がある浅井だが、修正能力の高さには定評があるので、更に調子に上積みしての参戦が見込める。
現在のところ(9月17日)獲得賞金ランキングは第19位だけに、9年連続のグランプリ出場に向けてそろそろエンジン全開といきたい。
そして山田諒選手はS級に昇級して初めて迎えるホームバンクでの記念競輪。
出走を楽しみにシッカリ練習を重ねている。記念競輪初出走の富山では初日逃げきりでスタート。今回はどこまで勝ち上がれるのかも注目である。
遠征勢の勢い! 機動力で勝るか!
北からは福島の小松崎大地選手、宮城の早坂秀悟選手の機動力に宮城の斉藤登志信選手や福島の佐々木雄一選手のマーク陣との連係、関東からはS級S班の武田豊樹選手を中心に鈴木竜士選手や栃木の長島大介選手、記念初出走の群馬の蕗澤鴻太郎選手の機動型でレースを作るか。
また青森記念で見せた武田選手の好ブロックはしびれた。あのシーンが再び?!
とはいかないか、、、
度重なる落車が尾を引き、なかなか調子が上がってこない武田豊樹選手。
同県の鈴木竜士との連係が叶えば好展開が巡ってくる可能性はあるが、チャンスをきっちりものにできる状態とは思えない。
長良川鵜飼カップ:有力選手



競争得点ランキングTOP5
- 山崎賢人 111期 113.72
- 浅井康太 90期 113.11
- 太田竜馬 109期 112.78
- 山田英明 89期 111.92
- 金子貴志 75期 111.83
S班の自力型に引けを取らない機動力がある太田竜馬。
今年は2月高松記念、7月小松島記念を含み5Vを達成し、持ち味の自力攻撃には一段と磨きがかかった。
9月青森記念の二次予選Aでは好タイムで逃げ切り、軌道修正に成功したようである。
今年はまだビッグレースでの優参がない山田英明。
7月大垣記念の初日特選では平原康多、浅井、古性優らの錚々たるメンバーをまくりで撃破したように底力はかなりのもの。
機敏な立ち回りから好位を占めてのまくり、差しに持ち込めれば首位に躍り出ても不思議ではない。
山崎賢人との連係が叶うようなら展開の利を得られる可能性もあるでしょう。
岐阜競輪場バンク情報
- 電車・バスのご案内
JR東海道本線岐阜駅下車、駅北口バスターミナル14番乗り場から無料バスで約10分(午前9時30分から 10分~15分間隔で運行)
・東海道新幹線岐阜羽島駅下車、名鉄竹鼻線羽島駅より名鉄岐阜駅まで30分
・東海道新幹線名古屋駅下車、JR東海道本線または、名鉄名古屋本線を利用 - お車でのご案内
名神高速一宮ICより国道22号を北へ約30分
・東海北陸自動車道岐阜各務原ICより国道21号を西進し、岐南ICで右折、国道156号を北へ約10分
岐阜競輪場の施設紹介
岐阜競輪場は1949年に開設された。
記念競輪 (GIII) は2008年から長良川鵜飼カップの名称で開催されており、かつては12月に開催されていたが近年は9月に開催されている。
岐阜競輪場のイベント・マスコット
岐阜競輪場のイメージキャラクターは長良川鵜飼PRマスコット「うーたん」の競輪場仕様で、それにちなみ「うーたんカップ争奪戦」も開催されている。
定期的に岐阜競輪場の無料予想や、コラムなど岐阜競輪場で開催の際には是非チェックして損は無い情報が盛りだくさんである。
公式ホームページより是非チェックして欲しい。
女子プロ野球選手などイベントの際に来るゲストも大物ばかりである。
岐阜競輪場のバンク・コース特徴
見なし直線距離 | 59.3m |
センター部路面傾斜 | 32°15′7″ |
直線部路面傾斜 | 2°51′45″ |
ホーム幅員 | 10.2m |
バック幅員 | 9.0m |
センター幅員 | 7.4m |
岐阜競輪場は、400mバンクを採用。
クセのない標準的なバンクで直線も長いため、どの脚質の選手でも存分に力を発揮できるバンクである。
なお走路の内側に大きな池があるのが特徴で、これにより選手がペダルを踏む感覚である「バンクの重さ」への注意が必要となる。
岐阜競輪場では、ホーム側に正面スタンドがあるため風向きが複雑で、日によって向かい風になったり追い風になったりと自力型にとっては風を計算にいれた動きが大切です。
捲りや追い込みは、4コーナーから直線に入ると、中バンクが大外からの山おろしよりも伸びるので、きれいに捲りきれなくても外で粘って辛抱していてば勝機が生まれます。
戦法的には、有利不利のないバンクとなってるため、予想する際には経験と、その日の情報が大きな勝利への近道となりそうである。